2025年度 第29回全国盲ろう者大会 報告書 期間:2025年10月24日(金)〜26日(日) 場所:ライトキューブ宇都宮(栃木県宇都宮市) この事業は、競輪の補助を受けて実施しました https://hojo.keirin-autorace.or.jp/ ? <目次> 1.開催概要 1 2.プログラム別報告 5 2−1.開会式 5 2−2.第1分科会 9 2−3.第2分科会 14 2−4.第3分科会 16 2−5.第4分科会 21 2−6.第5分科会 24 2−7.第6分科会 26 2−8.盲ろうユースの会設立報告 28 2−9.全体会・閉会式 28 2−10.機器展示、作品展示・販売、 29 友の会コーナー 2−11.協会職員相談コーナー 31 2−12.社会見学 31 3.アンケート集計結果 32 〈付録1〉都道府県別参加者数内訳 60 〈付録2〉全国盲ろう者大会沿革 62 1.開催概要 (1)目的 盲ろう者・盲ろう児とその家族、通訳・介助員及び教育・福祉関係者等が一堂に会し、年1回の情報交換を行い、わが国の盲ろう者福祉のあり方について討議するとともに、通訳・介助技術のいっそうの向上を図る機会とし、もって社会福祉の増進に寄与することを目的としている。 (2)背景 盲ろう者は、視覚と聴覚の両方に障害を併せもつため、他者とのコミュニケーション、移動、情報入手などにおいて、単一の障害を持つ者とは比較にならないほど大きな困難に直面している。こうした障害特性や社会的認知度の低さなどから、盲ろう者本人、家族、関係者などに盲ろうに関する情報(全国の盲ろう者友の会などの社会的資源や派遣事業等)が充分に周知されておらず、多くの盲ろう者が孤立した生活を余儀なくされている。また、QOLの向上につながる余暇活動等に対する社会的資源や福祉制度が不足しているのが現状である。 全国盲ろう者大会は、全国盲ろう者協会設立以来、実施しており、ここでの情報交換を契機として、全国各地に「盲ろう者友の会」等の地域団体が次々と設立された。  2026年1月現在、46都道府県に地域団体が設立され、未設置の県は、青森県のみとなっている(なお、友の会ではないが、支援会は立ち上がっている)。しかしながら、未だ多くの盲ろう者が、こうした地域団体や福祉サービスとつながっていない状況であり、個人情報保護法の兼ね合いから、盲ろう者の発掘(掘り起こし)や、情報提供が進まないという状況がある。 こうした点から、本大会は、日頃外出の機会が少ない盲ろう者にとって、欠かすことのできない貴重な社会参加の場となっており、また、同じ障害をもつ全国各地の仲間同士と交流を図れる、またとない機会となっている。 (3)今年度の大会概要 今年度は新型コロナウイルスや悪天候による中止を経て、6年ぶりの開催となった。3日間の大会期間中、参加者は盲ろう者187名、通訳・介助員を含む盲ろう以外の方は549名、計736名であった。また、機器展示、作品展示・販売、友の会コーナーには、2日間合わせて計27ブースが出展し、参加者は久しぶりの再会を喜び合い、大会を楽しまれていた。 また、これまで大会を共催してきた全国盲ろう者団体連絡協議会が、2025年3月に解散したことに伴い、共催団体はない形で執り行った。 (4)主催 社会福祉法人全国盲ろう者協会 (5)日程 2025年10月24日(金)〜26日(日) (6)場所 ライトキューブ宇都宮 〒321−0969 栃木県宇都宮市宮みらい1−1 電話 028−611−5522(代表) https://light-cube.jp/ (7)後援 厚生労働省、栃木県、宇都宮市、社会福祉法人日本視覚障害者団体連合、一般財団法人全日本ろうあ連盟、一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会 (8)参加者数 736名(うち盲ろう者187名、盲ろう以外549名) (9)日程表 ●10月24日(金) 13:00〜 受付(1階大ホール<以下、大ホール>前) 14:00〜16:00 開会式(大ホール東) ●10月25日(土) 9:00〜12:00 第1分科会「盲ろう者団体ネットワークについて」(大ホール東) 第2分科会「地元ミニ企画・栃木あるあるクイズ大会&自由交流」(大ホール西) 12:00〜14:00 昼食・休憩 14:00〜17:00 第3分科会「全国の盲ろう者の生の声を聞く」(大ホール東) 第4分科会「ミニ企画・情報ひろば&自由交流」(大ホール西) 9:00〜17:00 機器展示、作品展示・販売、友の会コーナー(1階小会議室101〜106) 9:00〜12:00、14:00〜17:00 協会職員相談コーナー(1階小会議室108) ●10月26日(日) 9:00〜12:00 第5分科会「ミニ企画・盲ろう者の生の声を聞く&自由交流」(大ホール東) 第6分科会「眼と耳の医療に関する分科会」(大ホール西) 12:00〜14:00 昼食・休憩 14:00〜16:00 全体会・閉会式(大ホール東) 9:00〜14:00 機器展示、作品展示・販売、友の会コーナー(1階小会議室101〜106) 9:00〜12:00 協会職員相談コーナー(1階小会議室108) 2.プログラム別報告 2−1.開会式 日時:10月24日(金) 14:00〜16:00 場所:1階大ホール東 司会:小林真悟(こばやし しんご)全国盲ろう者協会職員 内容: 開会式は2部構成で行った。 第1部(14:00〜14:50) (1)内容  司会挨拶、主催者挨拶、来賓祝辞、来賓紹介、来賓祝辞 (2)概要  主催者挨拶では、当協会の可部理事長より、理事長就任のご挨拶、6年ぶりの開催となった全国大会の意義、国際盲ろうの日の制定に伴い、当協会として盲ろう者のエンパワーメントとインクルージョン推進を強化する方針などが述べられた後、参加者が大会を楽しみ、交流を深められることを期待するとともに、秋開催による体調管理の呼びかけ、思い出に残る大会にしようという激励で締めくくられた。  栃木県知事からは、大会開催への祝意、盲ろう者福祉への感謝、全国盲ろう者協会の日頃の貢献と尽力に対する謝意、障害者スポーツ振興との関連、デフリンピック開催を控え、障害者スポーツ発展と共生社会実現に向けた機運醸成への期待や栃木県の障害者支援施策など述べられた。  宇都宮市知事からは、大会開催への祝意のほか、「第6次宇都宮市障がい者福祉プラン」を策定し、盲ろう者向け通訳・介助員養成講座の実施等を行っていること、各分科会や作品展示等を通じた会員相互の交流促進への期待等が述べられた。  厚生労働省からは、盲ろう者の円滑な情報取得とコミュニケーション支援の強化の重要性、障害のある方々による情報の取得利用・意思疎通に係る施策の推進、盲ろう者向け通訳・介助員の養成・派遣事業に対する支援、令和6年度障害福祉サービス等報酬改定における、同行援護などの基本報酬の見直しなどの障害福祉サービスの充実、結びとして「障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重しながら共生する社会」の実現を目指していく旨、述べられた。 (3)ご来賓の方々 ・福田富一(ふくだ とみかず) 栃木県知事 ・佐藤栄一(さとう えいいち) 宇都宮市長 ・前田忠秋(まえだ ただあき) 厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部長 ※同省 自立支援振興室長祝辞代読 ・三宅隆(みやけ たかし) 社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合 常務理事 ・堀米泰晴(ほりごめ やすはる) 一般財団法人 全日本ろうあ連盟 理事 ・北沢利文(きたざわ としふみ) 東京海上日動火災保険株式会社 相談役 ・茨木亮吉(いばらき りょうきち) 東京海上日動火災保険株式会社 栃木支店長 ・吉田雄一(よしだ ゆういち) 東京海上日動火災保険株式会社 経営企画部部長兼サステナビリティ室長 第2部(15:00〜16:00) (1)内容  祝電披露、国際盲ろうの日制定について、来年度の全国盲ろう者大会について、諸連絡。 (2)概要  はじめに当協会から、(ア)2025年6月の国連総会により、6月27日が「国際盲ろうの日」と定められたこと。(イ)国連が定める記念日の目的は、特定のテーマを通じて国際社会の関心を集め、取り組みを促進するためであること。(ウ)社会における盲ろう者の認知度の向上に向け、継続的な啓発が必要であること。(エ)日本を除くアジア地域には盲ろう者団体がほとんど存在しないことを踏まえて、アジア各国と連携してアジアの盲ろうネットワークの構築が必要であること。(オ)記念日の制定をきっかけに、様々な分野で盲ろうが取り上げられる機会が高まることが期待されること。(カ)記念日活用に関する良いアイデアを、今後当協会としても企画、募っていきたいことを述べた。 最後に、クロアチアの弱視ろうの女性で、世界盲ろう者連盟会長を務めているサンニャ・タルツァイ氏からの本大会参加者に寄せられたメッセージを司会が代読した。 メッセージは、主に大会への祝意、世界盲ろう者連盟の活動(ユースと女性に特に焦点を当てた取り組み、「国際盲ろうの日」制定の取り組み)、継続的課題の共有(盲ろう通訳者の研修、赤白の白杖の啓発)、重要なスローガン「Nothing about deafblind, without deafblind(盲ろう者抜きに、盲ろう者のことを決めないで)」、国際協力への呼びかけ、日本とアジア地域の積極的な役割を期待、2027 年スイス・ダボスでの世界大会での再会を願うこと、等が綴られていた。 続いて、来年度(2026年度)の第30回全国盲ろう者大会を、2026年10月2日(金)から4日(日)の3日間、鳥取県米子市の「米子コンベンションセンター ビッグシップ」で開催する旨を告知したのち、諸連絡を行い、開会式を終了した。 2−2.第1分科会 「盲ろう者団体ネットワークについて」 日時:10月25日(土) 9:00〜12:00 場所:1階大ホール東 司会:小林功治(こばやし こうじ)全国盲ろう者協会職員 パネリスト: 庵悟(いおり さとる)全国盲ろう者協会職員 山下正知(やました まさとも)全国盲ろう者協会参与 福島智(ふくしま さとし)全国盲ろう者協会理事・ 盲ろう者団体ネットワーク顧問 内容: 1.盲ろう者団体ネットワークとは (1)定義  各都道府県にある盲ろう者友の会を中心とした、日本の盲ろう関係団体のネットワーク。 (2)加盟要件 ・友の会等盲ろう者地域団体(代表が盲ろう者、または役員に盲ろう者を含む) ・盲ろう者支援団体(福祉・教育・就労支援) (3)経過等 ・2024年3月31日に連絡協議会が解散 ・2024年4月から協会の組織部内で「盲ろう者団体ネットワーク」として再出発 ・会費は無料 2.連絡協議会の歴史と背景 (1)設立経緯 ・2000年前後:協会が盲ろう当事者団体ではないことへの不満の声が高まる ・2002年:神戸市で準備会が発足(約20団体が参加) ・2006年:大阪での全国盲ろう者大会で連絡協議会が正式発足 (2)主な活動 ・国への要望活動(厚生労働省、文部科学省など) ・加盟団体間の情報・意見交換(メーリングリスト、機関紙、メールマガジン) ・啓発活動(ホームページ、全国大会企画への参加) (3)成果 ・ヘレン・ケラー・ナショナルセンターのような生活訓練事業の実施 ・特別障害者手当の支給要件の拡充(視野障害が加わる) ・国連障害者権利条約における「盲ろう」の正確な日本語訳の確立 3.協会との一体化の理由 ・2つの全国組織の存在と混乱:協会と連絡協議会の違いが分かりにくい ・役員の高齢化と事務負担:高齢化に伴う障害の進行や事務処理の困難化 ・効率化と透明性:盲ろう者の声を一本にまとめる必要性 4.新しい組織体制 (1)協会の新組織 ・総務部と組織部の2部体制 ・組織部は、盲ろう者団体ネットワーク関連業務と国への要望活動を担当 (2)ネットワークの役職(当分の間) ・ネットワーク長:大杉勝則(おおすぎ かつのり)全国盲ろう者協会評議員 ・ネットワーク次長:藤鹿一之(ふじしか かずゆき)全国盲ろう者協会評議員 ・顧問:福島智 ・組織部職員:庵悟、門川紳一郎、小林功治 5.意思決定プロセス ・ネットワーク長がネットワーク内の意見をまとめて協会理事長に報告 ・理事長が必要な措置を講ずる形で協会と一体で活動 6.盲ろう者の当事者性と主体性 ・盲ろう者が支援者に頼りすぎて主体性が軽視されないようにすること ・支援者と当事者のバランスの構築  →複数の信頼できる支援者を確保:一人の支援者に依存しない  →盲ろう者自身が支援者を育てる:能動的な関係構築 7.国際的な動向 ・障害者団体は役員の半数以上が当事者であることが望ましいとされている。協会もこの方向を目指すことが重要。 8.新しい活動 (1)メールマガジン ・2024年9月15日に創刊号発行 ・年4回(春夏秋冬)発行予定 ・テキスト版、ワード版、点訳データの3つの形式で配信 (2)ホームページ ・加盟・未加盟を問わず全員が閲覧可能 ・メールマガジン、情報、トピックスを掲載 9.加盟要件と参加呼びかけ (1)現状  32団体が加盟(47都道府県の一部) (2)未加盟地域向けのメッセージ ・会費がない(従来の会費1万円は廃止) ・情報共有とメーリングリストでの意見交換が可能 ・加盟団体は役員会などで検討し、協会に連絡すれば加盟可能 10.財政面での課題と支援策 (1)課題 ・全国盲ろう者協会の財政状況が十分でない ・ネットワーク活動の充実にはより多くの資金が必要 (2)支援策 ・賛助会費1口3,000円の募集 ・寄附金の受け付け(寄附控除あり) ・休眠預金活用法による新しい助成金の活用 ・各地の友の会への支援拡大 11.参加者からの主な質問と回答 Q1 個人での加盟は可能か。 A1 不可。団体加盟のみ。役員会で検討して団体として申し込み。 Q2 加盟していない団体への情報提供方法。 A2 ホームページ立ち上げで、加盟・未加盟を問わず情報提供予定。 Q3 ネットワーク長や次長は誰か。 A3 大杉勝則(ネットワーク長)、藤鹿一之(次長) Q4 職員体制は十分か。 A4 現在3名の盲ろう当事者職員と支援スタッフで対応。今後の財政状況に応じて検討。 12.今後の取り組み ・メーリングリストを活用した全国規模の情報・意見交換を推奨 ・未加盟団体への積極的加盟呼びかけ ・盲ろう者自身の主体性発揮と支援者との対等な関係構築を強調 2−3.第2分科会 「地元ミニ企画・栃木あるあるクイズ大会&自由交流」 日時:10月25日(土) 9:00〜12:00 場所:1階大ホール西 担当:栃木盲ろう者友の会「ひばり」 司会:山上和(やまかみ わたる)栃木盲ろう者友の会 「ひばり」会長 黒崎一昭(くろさき かずあき) 内容:  前半は栃木あるあるクイズ大会、後半は分科会に参加した盲ろう者の自己紹介を中心とした交流を行った。 1.前半  栃木あるあるクイズ大会を実施。全8問のクイズが用意された。正解数に応じて抽選で盲ろう者が生産に関わったお米1キロ、大会記念トートバッグなどの景品が配布され、大いに盛り上がった。 ●栃木あるあるクイズ大会の内容(3択問題/全8問) Q1 全国で生産量9割を占める栃木県の農産物は何?    [1]いちご [2]かんぴょう [3]にら A1 [2]かんぴょう Q2 宇都宮ライトレールのシンボルカラーの黄色のモチーフは何?    [1]雷の稲妻の色 [2]栃木SCのシンボルカラー [3]ピカチュウと同じ色 A2 [1]雷の稲妻の色 Q3 栃木県内の自動車メーカーの大きな工場の数はいくつ?    [1]4社 [2]5社 [3]6社 A3 [1]4社 Q4 佐野市・葛生地区と宇都宮市・城山地区の郷土料理「体の部位が名前についた珍しいうどん」は何?    [1]口うどん [2]耳うどん [3]目うどん A4 [2]耳うどん Q5 栃木県産イチゴの流通している品種の数はいくつ?    [1]5種類 [2]6種類 [3]7種類 A5 [3]7種類 Q6 那須どうぶつ王国の人気者の白い動物は何?    [1]ホワイトライオン [2]ホワイトタイガー [3]ホワイトオオカミ A6 [3]ホワイトオオカミ Q7 全国の温泉数ランキングでの栃木県の順位は何位?    [1]1位 [2]8位 [3]10位 A7 [3]10位 Q8 日光で、いちばん高い山は何?    [1]男体山 [2]白根山(日光)  [3]女峰山 A8 [2]白根山(日光) 2.後半  分科会に参加した盲ろう者が、都道府県、氏名、性別、障害種別、全国盲ろう者大会の参加回数を述べる形で、自己紹介を行った。自己紹介は1分以内で実施され、参加者の同意を得た上で写真撮影が行われ、スクリーンに映し出された。自己紹介の後は、約10分間、参加者による自由交流が行われた。? 2−4.第3分科会 「全国の盲ろう者の生の声を聞く」 日時:10月25日(土) 14:00〜17:00 場所:1階大ホール東 司会:川島朋亮(かわしま ともあき)神奈川盲ろう者   ゆりの会会長 内容: ・以下の3つのテーマについて各1時間ずつ、途中10分の休憩を挟む。 (討論テーマ) ・テーマ1「盲ろう者が利用しやすい情報端末機器の開発と普及」 ・テーマ2「通訳・介助員との関わり、派遣事業および同行援護事業の今後の課題」 ・テーマ3「盲ろう者が利用しやすい交通バリアフリー」 ・発言は挙手カードを使用。参加者が発言したい場合、カードに県名と名前を書いて上げ、ボランティアが回収し、司会者が順番に名前を呼ぶ。 ・発言時間は一人3分以内。 1.テーマ1「盲ろう者が利用しやすい情報端末機器の開発と普及にて出された主な課題と対応策」 (1)LINEの拡大表示問題  スマートフォンではLINEの文字が拡大できないという困難。  対応策:iPadとの連携による拡大表示、iPhoneのアクセシビリティ機能の利用。 (2)病院予約システムの対応  ブレイルセンスでの病院オンライン予約が難しい。  対応策:ウェブブラウザの使用、スマートフォンのブラウザとの連携。 (3)添付ファイルの音声化  ガラケーでは添付ファイルを音声で認識できない。  対応策:主催者に対してテキスト化をリクエストし、メール本文に貼り付けてもらう方法。 (4)タブレット画面の操作 ・クレジットカード決済時にタブレットのフラットな画面では暗証番号入力が困難。 ・店員に依頼する際、個人情報保護との問題が発生。 (5)音声読み上げソフトでの表形式の読み取り困難 ・カレンダーやテーブル形式のデータが複雑に読み上げられるため、内容の把握が難しい。 2.テーマ2「通訳・介助員との関わり、派遣事業および同行援護事業の今後の課題」で出された主な課題と対応策 (1)都道府県間の派遣ルールの格差 ・県によって自家用車の利用可否、年間派遣時間の上限が異なる。 ・県外派遣時に自分の県のルールを適用される場合があり、現地の交通事情に対応できない。 (2)派遣時間の不足 ・地域によって大きな差がある。(例:鹿児島県では以前は年120時間だったが、現在は無制限) ・札幌市では協会による同行援護事業開始により、派遣利用時間の上限が撤廃された。 (3)通訳・介助員のモラルと倫理 ・通訳・介助員の対応がマナー的に問題があるケース。 ・盲ろう者の利用希望を優先すべき。 (4)対応策 ・都道府県の福祉課への具体的データを示した交渉。 ・養成講座におけるモラル教育の充実。 ・現任研修会での継続的な啓発。 3.テーマ3「盲ろう者が利用しやすい交通バリアフリー」で出された主な課題と対応策 (1)鉄道駅員の対応の問題 ・慣れた駅でも、盲ろう者というだけで乗車を一度止めるマニュアルがある。マニュアルの見直しと、本人の希望を優先する柔軟な対応が必要。 ・トラブル発生時の対応が困難。 ・駅員の支援体制の充実が必要。 (2)盲ろう者と分かるマーク ・周囲が「盲ろう者」と分かるマークの必要性。白杖だけでは、見えない且つ聞こえない状態が伝わりにくい。 (3)信号機の改善 ・神奈川県ではまだ振動機能付きの音声信号機がない。 ・大阪府、和歌山県などで設置されているが、壊れたまま修理されていない事例もある。 ・LED付き音声振動信号機の全国普及を要望。 (4)バスの乗車 ・バス入り口の位置がわかりにくい。 (5)電車内の安全 ・他の乗客の足元の荷物や寝転がっている人との衝突の危険。乗客のマナー向上が必要。 ・改善に向けた取り組みとして、以下のような具体的な取り組みが報告された。 (ア)交渉と情報提供:具体的なデータを示した福祉課への交渉 (イ)信号機委員会:神奈川県で10年続く信号機設置のための活動 (ウ)研修強化:通訳・介助員の養成講座におけるモラル教育の充実 (エ)同行援護事業の拡充:協会による独自事業により、派遣時間制限の撤廃を実現 (オ)ツール活用:スカーフなど、障害者が困っているときに「介助が必要です」などと書いた、周囲の人が困っている障害者がいると分かるようなグッズを作成。 4.まとめ  以上のような報告から、全国の盲ろう者が直面する課題は多岐にわたり、その解決には利用者、支援者、関係機関が一体となった継続的な取り組みが必要であることを共有した。 2−5.第4分科会 「ミニ企画・情報ひろば&自由交流」 日時:10月25日(土) 14:00〜17:00 場所:1階大ホール西 司会:九曜弘次郎(くよう こうじろう)全国盲ろう者協会 評議員 内容:  前半は情報ひろば、後半は分科会に参加した盲ろう者が自由に交流を行った。情報ひろばでは、全国から参加した盲ろう者が観光情報、グルメ情報、支援技術、音楽活動など多岐にわたる情報を交換した。以下は、その内容をまとめたものである。 1.前半  参加者同士で様々な情報交換を行なった。主なやりとりは下記の通りである。   (1)参加者から寄せられた情報: Aさん: ・黒部峡谷鉄道のトロッコ電車を紹介通訳者同伴の場合、最大2人分の料金割引が適用される。 Bさん: ・石川県能登へのボランティアマッサージについて報告。 ・知床のかき揚げそばが美味しい。 ・ラッパーとして一緒にやってくれる人を募集。 ・名古屋市の特産(味噌カツ、ひつまぶし) Cさん: ・大阪王将の餃子がお勧め。 ・堺市中央線周辺のホルモン屋の紹介。 Dさん: ・群馬県桐生への小旅行報告。 ・福島県花見山(5月)の情報提供。 ・福島県の特産果物(桃、りんご) ・お琴を13年演奏中で、調弦が課題。友の会のサポートを得て練習を継続している状況。 Eさん: ・大阪王将が美味しかったこと、USJ近くにもお店もある。 ・長野県の特産品(おやき、安曇野のわさび) Fさん: ・オカリナトロンボーンという楽器を紹介。(指笛の代わりになる)スライドさせて音を調整する仕組みを説明。 Gさん: ・「さわり染め」という触覚で分かるTシャツを紹介。盲ろう者が触覚で認識できる特別な染め物。 Hさん: ・暗い時間帯の安全性向上のため、反射テープを白杖に貼る工夫。 Iさん: ・iPhoneに接続して使う「リボ」というキーボードを紹介。ガラケー(二つ折り携帯)と同じようなボタン操作でスマートフォンを使うことができ、数字キーで文字入力もできる。さらに、ブレイルセンスなどの点字ディスプレイをiPhoneに接続すれば、画面の内容を点字で読むこともできる。 Jさん: ・デフリンピック(聴覚障害者の世界大会)が11月16日から開催。福島県のJビレッジでサッカー大会が開催予定。ボランティアがたくさん協力してくれる。観戦に来て。 2.後半  情報交換を終えた後は、分科会を行った会場内で、参加者同士で自由に交流を行った。 2−6.第5分科会 「ミニ企画・盲ろう者の生の声を聞く&自由交流」 日時:10月26日(日) 9:00〜12:00 場所:1階大ホール東 司会:藤鹿一之 内容:  前半は「盲ろう者の生の声を聞く」を行い、後半は分科会に参加した盲ろう者が自由に交流を行った。以下に、前半の主な議題と内容をまとめた。 1.全国大会について (1)要望 ・夜の交流パーティーと社会見学ツアーの復活。 ・分科会の内容多様化と選択肢の拡大。 ・各友の会で非公式に交流企画を立案すること。 ・友の会内で課題について話し合い、協会に意見を上げること。 ・交流会を4年に1回、ツアーを2年に1回にするなど、開催頻度を調整することで運営の効率化を図ってはどうか。 ・来年の米子開催に向けた支援センター見学希望。 (2)課題   参加者からの意見に対し、司会の藤鹿氏や、参加者の福島智氏から、主に以下の課題が挙げられた。 ・現在、大会は赤字運営であり、資金不足が大きな課題 ・パーティー開催には600人規模の会場が必要で、ホテルを借りると、参加費が8,000円以上必要になる。 ・ツアーは以前、旅行会社に委託していたが、費用がかかりすぎるため困難。 ・毎年開催を継続するための工夫として、パーティーとツアーは一時的に見直した。 ・第1回大会(1991年)は、参加盲ろう者数は44人だったが、現在は大幅に増えている。これにより、内容の調整が必要になっている。 ・日本競輪協会からの助成金は毎年継続が条件であり、隔年や4年ごとの開催は困難。 ・盲ろう者団体ネットワークを通じた意見提出が重要。 (3)社会見学の代わりに参加者が取り組んだ事例紹介 ・事前に栃木県について調べ、友の会全員で参加。 ・通訳者と相談しながら自分たちで観光地を決定。 ・動物園の受付で全国盲ろう者大会参加を伝えて団体割引を獲得。啓発活動にもなった。 ・参加者の自己決定と自己判断による観光が推奨される。 ・参加者も「お客様」ではなく、より良い大会を作るための一員として協力が必要。 2−7.第6分科会 「眼と耳の医療に関する分科会」 日時:10月26日(日) 9:00〜12:00 場所:1階大ホール西 司会:松永達雄(まつなが たつお) 講師:角田和繁(つのだ かずしげ)、松永達雄 内容:  (以下は、大会3日目「全体会」の報告を引用し、まとめたものです)  東京医療センター耳鼻咽喉科の松永達雄先生からは、盲ろうの医療が難しいこと、その理由として患者数が少ないこと、多様な疾患があること、診療科の境界領域にあることが挙げられる、との話がありました。全国の盲ろうの障害者の年齢分布は、病院では乳幼児と高齢者にピークがあり、児童発達支援センターでは 5歳にピークがありました。これらの結果から、患者が必要な医療・養育の施設を利用できる対策が考えられました。 このような状況に対して、厚生労働省、全国盲ろう者協会などの団体からご支援を受けて、診療マニュアルの作成と公開。小児から成人への移行期医療支援、遺伝子検査の普及、全国の医療施設からの患者情報登録を進めました。登録情報を検討すると非常に多数の疾患があること。コミュニケーション方法は音声が多いこと。目と耳以外の症状として知的障害、発達障害、心臓疾患などを伴うことが多いことが分かってきました。  さらに、目の病態、症状、視力、聴力、発症年齢の進行と変動、人工内耳の実施状況についても明らかになってきました。人工内耳は調べた患者さんの約4分の1の患者さんに実施されていて、大部分の患者さんは、人工内耳をほぼ常に利用されていることが分かりました。目に対する手術治療は、様々な病態に対する様々な手術が行われていましたが、耳に対する手術治療は、人工内耳以外では滲出性中耳炎に対するチューニングがほとんどでした。このような情報を基に、網膜医療の体制の構築と向上に取り組んでいるとまとめられました。  東京医療センターの眼科の角田和繁先生からは、患者さんへのアンケートで、目の障害について要望の多かった網膜色素変性症の治療についての話がありました。 網膜色素変性症は、網膜の代表的疾患であるアッシャー症候群で認められる疾患であり、典型的には夜盲、視野狭窄、視力低下の順に症状が進むことを具体的な患者の状況を提示して説明がありました。実際の診療では、小児期に夜盲で見つかることが多く、眼科の健診や事故などが契機で見つかることもあり、今ある機能を活用するロービジョンケアが行われるとのことでした。最近ではAIを使う機器も開発が進んでいるようです。  発症して早期の患者に対しては、遺伝子治療やそれ以外の新しい薬物治療の開発も進んでいました。症状が進んだ患者に対しては、再生医療、人工網膜などの治療が進んでいました。RPE65遺伝子の異常に対する遺伝子治療はすでに実用化されていて、実際に効果が出ています。人工網膜についても様々な研究が進められてある程度の効果が出ていますが、まだ実用化には至っておらず、今後の進展が期待される状況でした。 2−8.盲ろうユースの会設立報告  第5、第6分科会の終わりに、盲ろうユースの会の設立報告がなされた。同会は本大会期間中に、設立のためのミーティングが行われたもので、18〜40歳の盲ろう者を対象に、メーリングリストやLINEグループを活用した情報交換と企画運営を行うといった活動計画を立てている。  報告は、立ち上げメンバーの1人である盲ろう者の森敦史(もり あつし)氏が行った。 2−9.全体会・閉会式 日時:10月26日(日) 14:00〜16:00 場所:1階大ホール東 司会:小林真悟 内容: 1.全体会  はじめに全体会を行った。計6つの分科会の担当者が、1人ずつ壇上に上がり、概ね7分間を目安に、分科会での内容について報告して頂いた。 2.閉会式  司会より、主催者挨拶を行ったのち、来年度の大会開催場所、日程を発表した。  最後に、全国盲ろう者団体ネットワーク長、そしてNPO法人広島盲ろう者友の会理事長を務める大杉勝則氏より閉会宣言をして頂き、本大会を閉会した。 ? 2−10.機器展示、作品展示・販売、友の会コーナー 日時:10月25日(土) 9:00〜17:00 10月26日(日) 9:00〜14:00 場所:1階小会議室101〜106 内容:  機器展示コーナーでは、2日間で計16、作品展示・販売、友の会コーナーでは、2日間で計11、合わせて27の団体・企業・個人の出展があった。 機器展示コーナーでは、盲ろう者に役立つ様々な情報機器等が展示された。また、作品展示・販売コーナーでは、編み物や小物といった作品販売など、盲ろう者が作成した素晴らしい作品が多数展示・販売された。友の会コーナーでは、盲ろう者の機関誌等の設置・配布等が行われた。出展者リストは、下記の通り。 (出展者リスト) 【機器展示】 1.NPO法人日本視覚障がい情報普及支援協会 2.社会福祉法人桜雲会 3.一般社団法人ハートウエアラボ 4.株式会社日本テレソフト 5.プラス ワン フォー デフブラインド プロジェクト 6.有限会社読書工房 7.株式会社インテック 8.株式会社システムギアビジョン 9.NHK放送技研研究所 10.トヨタ自動車株式会社 11.ケージーエス株式会社 12.有限会社エクストラ 13.アジアデフブラインドネットワーク 14.あんてなしょっぷ「みーや」 15.一般社団法人群馬ライトスクール 耀学舎(ようがくしゃ) 16.東京大学先端科学技術研究センター 福島研究室 【作品展示・販売、友の会】 1.名取勇(なとり いさむ) 2.大庭龍子(おおば りゅうこ)、尾形百合子(おがた  ゆりこ) 3.とちぎ盲ろう者友の会「ひばり」 4.アップルの会 とちぎ盲ろう者 5.神奈川盲ろう者ゆりの会 6.石川盲ろう者友の会 7.特定非営利活動法人兵庫盲ろう者友の会 8.山口盲ろう者友の会 9.NPO法人ヘレンケラー自立支援センターすまいる 10.地域作業所 わくわくわーく 11.地域活動支援センター 夢ふうせん ? 2−11.協会職員相談コーナー 日時:10月25日(土) 9:00〜17:00 10月26日(日) 9:00〜12:00 場所:1階小会議室108 内容:  全国盲ろう者協会に勤務する盲ろう職員が常駐し、大会期間中に、参加者が気軽に相談できるスペースとして設けたもの。当日は下記のシフトを掲示し、お一人ずつ相談を承った。 (当日の相談コーナー担当シフト) ●10月25日(土)  9:00〜12:00 村岡美和  14:00〜15:30 庵悟  15:30〜17:00 小林功治 ●10月26日(日)  9:00〜10:30 村岡美和/庵悟  10:30〜12:00 小林功治 2−12.社会見学  当協会で会場周辺の観光スポットを下見し、本大会用に編集した「観光ガイドブック」を、参加者に配布した。  参加者はこのガイドブックなどで下調べをし、大会期間中や前後の日程で、開催地の観光を楽しまれた。 3.アンケート集計結果 回答数:117名(うち、盲ろう者35名) 設問1 性別を教えてください (1)男性 38名(うち、盲ろう者 21名) (2)女性 75名(うち、盲ろう者 12名) (3)その他 3名(うち、盲ろう者 2名) ・無回答 1名 設問2 どのような立場で参加されましたか (1)盲ろう者 35名 (2)通訳・介助員 70名 (3)一般参加者 11名 (4)その他 1名 盲ろう者の家族 設問3 大会に参加するのは何回目ですか ・初参加 46名 ・2〜5回目 28名 ・6〜10回目 26名 ・11〜15回目 8名 ・16〜20回目 2名 ・21回以上 6名 ・無回答 1名 設問4 あなたは、この大会を何で知りましたか (特に当てはまるものを一つ) (1)全国盲ろう者協会から送られた第1報を読んだ 50名 (2)友の会の会報を読んだ 19名 (3)通訳・介助員から聞いた 16名 (4)盲ろう者から聞いた 23名 (5)その他  ・ホームページ。 2名 ・職場で知った。 2名 ・地元の友の会の定例会。 ・昨年参加する予定で情報があった。 ・盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会で知った。 ・無回答 1名 設問5 参加した動機(きっかけ)は何ですか(複数回答可) (1)仲間が参加するから。 45名 (2)以前から参加したいと思っていたから。 69名 (3)盲ろう者に通訳・介助を依頼されたから。 45名 (4)その他 ・通訳・介助員の参加が多く、盲ろう者が参加しないわけにはいかない。 ・家族だから。 ・他県との交流で意見交換がしたいから。 ・自分の通訳・介助に活かしたいから。 ・都合がよければいつでも参加したいので。 ・分科会の内容で参加を決めた。 ・大会を成功させたかったから、少しでも役にたてたら嬉しい。 ・盲ろう者の生の声を聞いてみたかったから。 ・たまたま仕事が休みの日だったから。 ・他県の盲ろう者の声を聞いたり、長く参加していないので、色々な情報を知りたいと思ったから。 ・他県の盲ろう者とも交流したいから。 ・楽しいから。 ・毎年参加しているから。 ・宇都宮での開催だったから。 ・初めて参加するので勉強したいと思ったから。 ・大会で得た情報を持ち帰り、友の会に報告して共有するため。 設問6 参加した目的は何ですか(複数回答可) (1)たくさんの仲間をつくるため。 35名 (2)全国の仲間と会うため。 58名 (3)情報収集のため。 77名 (4)コミュニケーション技術の向上のため。 50名 (5)その他 21名 ・通訳・介助のため。 5名 ・大会の様子を知りたい。 2名 ・勉強のため。 ・他県の方と知り合うきっかけにしたいと思ったから。 ・盲ろう者としての課題を話し合いたいため。 ・観光もかねてその土地の名物を食したいから。 ・観光をしたいから。 ・盲ろう者に楽しんで喜んでもらうため。 ・地元開催なので、皆さんに楽しんで帰ってほしいので。 ・盲ろう者と一緒に楽しむため。 ・全国の盲ろう者の生の声を聞いて、自分の悩みをぶつけてみたかったが、残念ながら機会を逃してしまった。 ・機器展示に興味のある盲ろう者と一緒だったため。 ・盲ろう者と一緒に楽しむため。 ・依頼された盲ろう者と大会分科会で学び、栃木観光で楽しみたいと思ったから。 ・各機器の展示をみるため、また、友の会の作品がとても素晴らしく記念に購入するのが楽しみだったから。 ・手話通訳の手話をみたいから。 ・盲ろう者の笑顔と自立の姿に触れるため。 設問7 開催案内、連絡等の進行、また会場の設備やサービスについてご意見などお聞かせください。 ◎良かった点: 【盲ろう】 ・会場が駅から近く便利だった。 10名 ・会場が広く移動しやすかった。 3名 ・会場が広くみんなが集まれたのでよかった。 ・段差のない会場でよかった。 ・宇都宮駅から車椅子でスムーズにいくことができた。 ・トイレが清潔だった。 ・トイレが大きくて、広くてよかった。 ・飲食店多かった。 ・会場周辺の飲食店の食事がおいしかった。 ・宇都宮駅構内に「歓迎第29回全国盲ろう者大会」の大きな看板が設置されていた。 ・会場近くのホテルが取れた。 ・来年の大会予定が発表されてよかった。 ・だいたいよかった。 ・第2報は詳しい内容だったので、事前に知ることができてよかった。 ・詳しい資料の作成は苦労があると思うが感謝している。 ・参加者名簿があってよかった。 ・機器展示、友の会コーナーの出展が多くよかった。 ・機器展示、友の会コーナーの出展数が多く、買うだけでなく見るだけでも楽しかった。 【盲ろう以外】 ・会場が駅から近く便利だった。 22名 ・宇都宮駅構内で、全国大会の看板や、構内放送があり歓迎されていると感じ、嬉しかった。 9名 ・会場が広くてきれいだった。 9名 ・トイレがきれいで数も多かった。 7名 ・1階に全て集約されていて移動がしやすかった。 7名 ・会場近くにホテルが多くよかった。 5名 ・雨にぬれずに移動ができた。 5名 ・会場周辺に飲食店が多くよかった。 4名 ・分科会会場が「大ホール」に固定されていて分かりやすかった。 ・バリアフリーに配慮されていて、ゆったりとした空間になっていて安心できた。 ・会場も広く、通訳スペースも盲ろう者に合わせてしっかり確保できた。 ・映像・音声・明るさは良い。 ・町がコンパクトで移動しやすかった。 ・土産物店が多かった。 ・盲ろう者の名札には赤線が入っていて見てよくわかった。 ・受付で受け取るものが名札だけだったのでスムーズだった。 ・機器展示ブースが出展数も多くよかった。 ・開催案内、連絡等、特に問題なくよかった。 ・事前に資料を送ってもらったので、大会のイメージが掴めた。 ・前もってプログラムをもらえたので、自分の予定や大会の内容がわかり予習ができた。 ・早く案内資料をもらえたので、充分読み込んで大会に参加出来てよかった。 ・やはり参加者名簿は必要。 ・手話通訳、要約筆記があってよかった。 ・手話通訳のスクリーンは見やすかった。 ・分科会会場正面のスクリーンが大きくてよかった。 ・音声通訳を行ったが、字幕があってよかった。 ・受付でもブースでも声かけしてもらえた。 ・駅から案内がいて安心した。 ・地元企業(東京海上)のボランティアの協力が助かった。 ・スムーズな連絡、進行だった。 ・会場を出入りするたびに本部受付にスタッフがいるのがわかり安心感があった。 ・全て満足。 ・大変有意義で良かった。 ・細部にわたり気配りしていただき感謝している。 ◎改善してほしい点: 【盲ろう】 ・ロビーが少し暗かった。ホールもロビーももっと明るい所だと嬉しい。 ・式典の際、背面の木がギザギザになり、手話通訳者の手話が見づらいし、読みにくかった。背景は何もない壁がいい。 ・ロジャーの電波が悪かったように思えた。 ・会場の音響があまりよくなかった。ボリュームのアップダウンが大きかった。 ・椅子のレイアウトを向かい合わせに用意してほしい。(触手話通訳をする際の配置) ・開会式の開場前、待っていると大変なのでもう少し早く入って準備できるとよい。 ・機器展示の案内がわかりにくかったので、改善してほしい。 ・荷物を置く場所を用意してほしい。 ・難しいかもしれないが、会場で座るとき、地域ごとに分かれたらどうか。その方が交流が楽にでき、話すことができるかもしれない。 ・第1報が5月くらいだったのを3月頃に届けてほしい。 ・第2報はもう少し早くほしい。 ・観光ガイドブックに、今は工事中のところも掲載されていた。 ・名簿は名前だけしか書かれていなかった。誰かと交流するにしても、手がかりになる物がない。その結果、知っている人との交流になってしまう。せめて盲ろう者の場合、全盲ろうや弱視難聴など障害種別を記載してほしい。色々な盲ろう者と交流する手がかりが、きっと得られると思う。個人情報の問題があるならば、その事も含めて公開の是非を質問すれば良いと思う。 ・参加者名簿に、本人の承諾を得て載せることや、都道府県別に参加人数の記載があったのはいいが、承諾を得た盲ろう者がどの分科会にするのか情報がほしい。その方が探す手間や時間を減らせると思う。 ・スタッフを探しにくいので、明るい色のビブスを着て欲しい。 ・難しいと思うが会場内に点字ブロックを設置してほしい。 【盲ろう以外】 ・男性トイレに男性介助がほしかった。 6名 ・クロークがなかったので困った。 4名 ・名札の文字をもう少し大きくしてほしい。 3名 ・障害のある通訳者の名札に障害に応じた色の線を入れるなど周囲が見てわかるようにしてもらえると互いにコミュニケーション方法を考えられると思う。 ・今回スムーズという点ではよかったが、進行役は多少もたついても盲ろう者が担当してほしい。 ・参加申込書に名簿への氏名掲載の意思確認書が載っている方がいい。 ・名簿が不完全な分、せめて各県の参加状況等(人数)を知りたかった。無理は承知しているが、昔のように盲ろう者全員の自己紹介があるといい。開会式のメインだった。 ・受付の場所と緊急受付の場所を分かりやすくしてほしい。 ・第2報をもう少し早く受け取りたい。 ・利用しやすい、安価・清潔・親切なホテルをできるだけ早く紹介してほしい。 ・観光に行く箇所、お食事ショップもたくさん紹介いただきたい。 ・会場周辺の案内も同封してほしい(生活用品、コンビニ、食事処など) ・椅子が足りない。 ・ロビー(受付)に座れる椅子がもう少し欲しかった。 ・当事者が年配で、開場前に休む椅子があると良かった。 ・発言者の顔をビジョンに映してもらえるとありがたい。後で個人的に話をしたい時に顔がわかると声をかけやすいので。 ・要約筆記の画面に改行がほしい。 ・要約筆記は会場の後方からだと人の頭で見づらい。 ・要約筆記は句点で改行しないのか。 ・手話通訳者の背景が壁(茶色)で、スクリーンで見た時に見にくい。弱視で直接見る人がいたら見にくいと思った。 ・トイレの案内板が見つけにくかった。 ・会場内の時計が見にくかった。 ・駅からの通路を雨に当たらないように屋根等を設置してほしい。 ・会場内で飲み物の購入ができなかった。 ・飲み物の自販機がわからなかった。 ・分科会会場と販売ブースが遠い。 ・食事の場所が少ない。 ・椅子が固定されていて、盲ろう者の通訳に向いてない。 ・ループ席はもう少し前に設置してほしい。 ・給水機を設置して、水分補給ができるとよいと思う。 ・市内で食事をする時、盲導犬と同伴を断られた。日光でも断られた。盲導犬の周知徹底が必要と思う。 ・アンケートの送付先をアンケート内に入れてほしい。 2名 ・機器展示、友の会ブースの部屋が3部屋あり、目的のブースを見つけるのが大変だった。外からでも分かるように表示してほしい。 4名 ・会場入口付近のロビーで機器展示や販売ができればいいと思った。 設問8 大会プログラム全体についていかがでしたか ◎良かった点: 【盲ろう】 ・会場以外の場所でも、配慮が行き届いた対応に感動した。 ・よかった。 ・見やすかった。 ・わかりやすかった。 ・全部よかった。 ・充実していてよかった。 ・今年も楽しかったです。ありがとうございました。 ・久しぶりに開催出来て直接色んな人と出会って楽しかった。 ・初めて盲ろう者と対面で会話できた。 ・ちょうどよかった、近くに見学の場所もあった。 ・内容は難しかったが、参考になった。 ・講座は前と今は違う。今は色々勉強して報告してもらってよかった。 ・テーマごとに開いてくれた分科会がよかった。 ・盲ろう者の生の声を聞けてよかった。 ・クイズ ・栃木のあるあるクイズに参加した。とても面白く、楽しいプログラムでした。 ・医者が眼について話してくれたが、とても難しい。これからももっともっと教えてほしい。 ・医療に関する先生の報告がよかった。 ・相談コーナーが設けられていてよかった。 ・私は長距離を走っているので、ランニング関係の展示がとてもよかった。 ・分科会の中に自由交流を取り入れたことはとてもよかった。 2名 ・自由交流の時間が長く取れたのがよかった。 ・自由交流の時間があったのがよかった。 ・交流会がたくさんあり、楽しくてよかった。 ・意見や質問などの後半は交流の時間が設けられて大変よかったと思う。 ・司会の進行、プログラムが問題なく出来ていた。大成功でしたね。 ・「らくらくツール」体験できてよかった。 ・自分のブレイルセンスを持って行って調べてもらえる時間があったらよかった。 ・分科会の数は適当だと思う。 ・前回より分科会の数は減っているが、今回の6つの分科会の選択肢は選びやすかった。 ・日程は金土日でいいと思う。 ・歓迎パーティーはやらなくてもよい。 【盲ろう以外】 ・普段学ぶことのできない貴重な体験だった。 ・初めて参加して本当に良かった。 ・全て満足です。 ・全部よかった。 ・年1回を楽しみにしている人が多いと思った。 ・勉強になり楽しく学べた。 ・全体的にスムーズ。 ・進行がゆっくりで通訳しやすかった。 ・盲ろう者に合わせたペースだったと思う。 ・進行がスムーズだった。 ・パソコン通訳の字幕があったこと。 ・知事さんはじめ、来賓の方々が手話で挨拶されたこと。 ・開会式にて福田知事が一生懸命手話でご挨拶され内容もとてもよかった。 ・同一時間帯に系統の違う分科会が2つ用意されているので、選択しやすくてよかった。 ・当事者の声に対しての質問、答え方等、有意義な内容だったと思う。 ・当事者が抱えている問題点も多く知り、勉強になった。 ・盲ろう者の方が普段どのようなことが気になっているのか等の生の声を聞く事ができてよかった。 ・分科会のテーマや内容が分かりやすく、パネラーの方々の助言や説明を通じて理解し、また実際の声を聞けてとても勉強になった。 ・分科会の内容も量もよかったと思う。 ・分科会の数も少なく、盲ろう者にとって参加しやすかった。時間的余裕も多くよかった。 ・盲ろう者が興味を持たれるテーマが多かった。 ・分科会、勉強になった。 ・今回は6年ぶりの大会なので、まずはつつがなくということでは、無理のない内容でよかったと思う。 ・面白い企画等あり、機器展示・作品展示など楽しめた。 ・知らなかったことを知ることができて大変勉強になりました(第1、第6分科会) ・第1、第3、第5分科会に参加しました。とてもよかったです。 ・第1分科会の進行はスムーズでよかった。休憩中の質問受付による時短はよいアイデア。 ・地元クイズ、盲ろう者の声など盛り上がったこと。 ・盲ろう者のリアルな声を聞く事ができた。 ・3択クイズ形式で栃木県の各分野について全国から集まった仲間にうまく知ってもらった企画はグッドでした。地元産のお米屋とトートバックを商品につけていただいてありがとうございました。ちなみに正解は3問でした。 ・第2分科会に参加しました。クイズが楽しく、景品がもらえてなお嬉しかった。 ・クイズに参加しました。とても楽しかったです。栃木のことが知れたので良かった。 ・クイズなどあり楽しかったです。 ・栃木の方のサポートに感謝。 ・第4分科会で様々な情報が得られてとても楽しかった。 ・通訳の時間が短いという盲ろう者の意見や交通の不便、スマートフォンの使用について、生の声を聞けることができてとても楽しく学ぶことができた。 ・第5分科会「ミニ企画・盲ろう者の生の声を聞く&自由交流」に参加した。全国大会の在り方について色々な意見が出て、それに対し企画運営をよく知る司会者から回答をしていた。発言者の気持ちに寄り添いながら、「今後は参加者全員で考える大会を作って行きましょう」とのことだった。司会者の言葉が心にしみた。全国大会の大切さと大変さがとてもよく理解できた。 ・第5分科会内で歓迎パーティーやツアーがなく、復活を求める声があった。財政面や、会場確保が困難との理由を知り、各友の会などの工夫が必要との話は為になった。 ・第6分科会「眼と耳の医療・・・」はとてもよかったです。 ・第6分科会の内容は最新でとてもよい情報だった。 ・専門の先生の話も初めて聞いて、納得した。遺伝子が深くかかわっていると知り、分からない原因がわかった。 ・自由交流の時間が取ってありとてもよかった。 3名 ・分科会の中に交流の時間が設けてあり、よかった。 3名 ・自由交流は盲ろう者と出会いがあってよかった。 ・盲ろう者と一緒に交流会を楽しめた。 ・色々な人と交流できた。 ・交流がたくさんできてよかったと思います。 ・自由交流で盲ろう者の交流ができてよかったと思う。 ・交流が楽しかった。 ・自由交流の時間を設けて頂き、懐かしい人達を盲ろう者が探して話をしたりできてよかった。 ・自由交流の時間もあり、よかった。パーティーがなくて夜の交流ができなかったので、交流出来てよかった。 ・全体交流会が無かったので、皆に会えるか心配だったが、開会式(多くの参加者あり)後に、自由交流できる時間があってとてもよかった。 ・今回は参加者が少なかったのか、開場が広くゆったり座れたのがよかった。以前、ぎゅうぎゅうで触手話通訳をしていて、周りの音声通訳の人が気になった事があった。今回はそれが無かったので、落ち着いてできた。 ・今回昼休憩が2時間あったのはよかった。通訳者もいつもよりはゆっくりできた。 ・他の友の会の方の頑張りがわかりました。 ・機器展示、同行の盲ろう者が色々体験できたのを見ることができてすごくよかったです。 ・機器展示、作品展示・販売、友の会コーナーは楽しめて新しい機器を見ることが出来て参考になった。買物楽しめました。 ・久しぶりに対面での開催。会うのが一番です。来年もよろしくお願いします。ありがとうございました。 ・盲ろう者の希望でほとんど機器展示のところにいました。普段使っている機器の操作がわかる人が周りにおらず、今大会で機器メーカーの方に直接教えていただけとてもよかったです。 ・事前情報がありよかった。 ・何回か参加していたので、案内等で分かりやすく知らせていただきよかったです。 ・プログラムに、細かい紹介が掲載されていてよかった。ほしいコメが変えて嬉しい。 ◎改善してほしい点: 【盲ろう】 ・分科会の内容がわかりやすいテーマにしてほしい。 ・前もって資料があれば(クイズ)送ってほしい。当日拡大器で読むのに時間がかかる。クイズはすぐに答えられず、時間がかかった。 ・分科会の司会者の名前を机に貼ってほしい。 ・機器展示の会場の広さをもっと広くしてほしい。時間をもっと長くしてほしい。 ・第2分科会で自己紹介の場面、写真と名前の表示タイミングがバラバラだった。 ・会ってみたい、話してみたい盲ろう者を探すのに時間や手間がかかった。探しやすい方法を考えてほしい。第2分科会で、写真を撮ってプロジェクターにアップした人を見つける方法があったと聞いたが、それも時間がかかりすぎる。もう少し別の方法はないか。例えば、事前に名簿に名前を記載してよい人には顔写真も送ってもらうようにお願いし、必要に応じて分科会に写真を貼っておく方法もあるかと思う。 【盲ろう以外】 ・音声と字幕のずれがあり、手話が難しいという意見があった。 ・全員レセプションもするべきではないかと思います。 ・直接話法で通訳していただけたらもっとよかったと思う。 ・自由交流の時間を増やしてほしい。 ・同じようなテーマの分科会が多かった。 ・分科会の内容を同じものではなく、少し変えてほしい。 ・参加してみたい分科会のテーマがあったが、通介者として参加だったので聞く事はできなかった。 ・分科会はもう少し数が多く、少人数で交流できる場があってもいいのかなと思った。 ・全部は見に行けないところ。同じ時間に違う場所で分科会をやるとどっちも見たいのに少しずつになってしまい残念。 ・分科会に参加中は展示コーナーにまわれない。盲ろう者が時間を気にして回っていたので、展示コーナーにまわれる時間がもっとあるとよいと思った。 ・開会式に盲ろう者の司会や挨拶など入れてほしい。 ・開会式、ビデオメッセージが流れたらよかったと思う。 ・第2分科会で参加盲ろう者を紹介しながら、スクリーンに写真を投影していた。分かりやすい(認識しやすい)ので試みはよいと思うが、自己紹介と写真表示にタイムラグが生じやすく、事前に写真を撮れているともう少しスムーズだったかなと感じた。(受付時に意思確認してOKの人は写真を撮ってから着席するなど) ・会場の後方に座っていた(当事者の希望)が、通訳・介助の立場ではスクリーンの手話通訳者が照明の関係で見づらく感じた(明るいのでぼやけてしまう) ・クイズもそうですが、地名とか知らない名詞等は伝えるのに時間がかかるため、少し時間をとってほしい。進行が少し早かった。 ・自己紹介の時間が長引いて、交流の時間が10分になったのは残念だった。自己紹介の時のスクリーンの写真も同時に出せたらよかった。 ・自由交流の時に写真を撮って自己紹介をしたが、自己紹介に時間がかかり自由交流の時間が少なくなってしまった。もう少し時間配分を考えてほしい。 ・第3分科会「生の声・・・」は事前のアンケート調査をして、テーマをまとめて返答するのも専門の方が返答する方法がいいかと。 ・「盲ろう者の生の声を聞く」のコーナーが、何か次のステップに進む時間というよりも、現状の不満等が出てきやすい。会の目的をもう少し明らかにしたいと感じた。 ・第3分科会で最後に二人の方が手を挙げておられたが、時間の関係で一人に絞られた事が残念。 ・第4分科会は、自己紹介の時間が長く、盲ろう者の方も見ていて疲れた様子。紹介は会った時に自分でして、交流の時間が長いとよいと思う。交流の場としてパーティーがあってよかったので、たまにあるとよいなあと思う。お菓子、お茶だけでもよいので交流会があるとよい。 ・第4分科会、司会の九曜さんの声が小さくて聞きとりにくく、通訳・介助員のフォローがほしかった。そのまま、PC要約筆記の字幕に表示され、残念な場面があり、訂正を伝えてほしかった。 ・第6分科会は内容が難しかった。 ・第6分科会の松永先生の話が、1時間15分続いたが、内容が難しいので途中で休憩を入れてほしかった。 ・第6分科会で、時間配分を最初に発表してほしかった。質疑応答時間が短かった。配布資料が無かったので、パワーポイントの文字はもっと大きく見やすくしてほしい。 ・第6分科会の資料の字が細かくて見づらかったのは残念だった。 ・物販や機器展示に興味のない盲ろう者の通訳をし、複数通訳ではないときなど、通訳者が楽しめない。やはりお互いに楽しく無ければ。 ・機器展示では、人によっては時間が長く、体験できるまでにかなりの時間待たされた。一人でも多く体験できるよう、何らかの形で時間制限を設けられないのかと感じた。 ・友の会コーナー、機器の部屋はどの部屋にどのコーナーがあるか分かりやすくしてあると助かる。 ・機器展示の方が、まったくコミュニケーションができず、どなたか通訳がいたら、もっとよく機器の説明がわかったのか思う。 ・参加者のグループが座っている場所に県名の表示があるともっとよかった。盲ろう者に〇〇県の人と話したいと言われ、会場の中で〇〇県の人をさがすのに、通訳介助が手を高々と挙げて手話で県名を表しながら探すのに時間がかかり大変だった。 ・着席時どこの県かわかるような何か工夫をしてほしい。 ・「ユースの会」の立ち位置をしっかりサポートしてあげてほしかった。  ・分科会の質問を書く際、白い机に白い紙は盲ろう者には見づらいと思う。今後は盲ろう者が見やすい工夫をしてほしい。 ・質疑応答の時間がもう少しあるとよいと思った。(なるべく多くの質問に答えていただくため) ・以前の歓迎パーティーでは各テーブルに誰がいるのか探しやすかったが、それがなくなって、どこに誰がいるのかごちゃごちゃして会いたい人に会えませんでした。何とか皆さんの顔を見られる工夫をしてほしい。 ・他の人と交流する時間がなかった。 ・色々と負担も大きいと思うが、やはり全体交流会があった方がよいと思う。それを楽しみにしている盲ろう者の方々もたくさんいると思う。 ・一部聞きとりにくい部分があり、要約筆記が上がるのを待って通訳したが、要約が上がるのも時間がかかり、充分に通訳できなかった。 ・指点字で通訳していたが、全体的に話すスピードは速く、内容が難しい分科会などついていけなかったので、もっとゆっくり話すようにしてもらえたらなと思った。パソコン通訳もためて出されることがあり、画面に登場したら、あっという間に塊で何行も一瞬で消えてしまい、わからなくなってしまい困った。様々なコミュニケーション方法の盲ろう者がいるので、プログラムに内容やレジュメがありますが、手話通訳など、きちんと情報が伝わるようにしないとダメだと思った。 ・盲ろう者主体で作っていく大会を徐々にでもいいので復活してほしい。盲ろう者の力と可能性を発揮する場であってほしい。 ・事前申込必要な者に机にテレビかパソコンを設置したらどうか。 設問9 今後取り入れてほしい企画やテーマについて等、何でも構いません。ご自由にご記入ください。 【盲ろう】 ・盲ろう者の掘り起こし。 ・車いす利用の盲ろう者を支援するには、2人介助が妥当だと思う。「支援する側の負担も考えて・・・」といったテーマを提案する。 ・具体的な悩みを改善。 ・以前あった芸能発表をしてほしい(抽選ではなく希望は参加させてほしい) ・盲ろう者の趣味とか楽しみをテーマにした分科会をしてほしい。 ・自由交流だけのスペース(部屋)を作ってほしい。 ・ふうわのカフェを復活してほしい。 ・若い盲ろう者を集う企画は是非やってほしい。 ・開催地にあった企画を立てるのもよいと思う。 ・体験文の発表や金一封を再びやってほしい。 ・もっとたくさんの講座を聞いてみたい。 ・来年は鳥取なので、支援センター見学もいいと思う。 ・友の会アピール・発表&情報交換、自由交流:各地の友の会がどんな活動をしているかを5分から10分ぐらい発表して、質問しながら情報交換する。加えて自由交流も出来たらいいなと思う。 ・盲ろう者の仕事についての情報交換:仕事している、していないに関わらす、やってみたい仕事、やりがいのある仕事、これまで経験したことがある仕事、こういう仕事があったらいいなど、硬く考えない程度に気軽に情報交換できたらいいなと思う。 ・通訳・介助員向けの分科会を作ってほしい。地域によって、技術などが弱い。利用者の個人情報を守る意識がうすい。指名などが難しい。レベルアップのため年何回か研修会を開いてほしい。「通訳介助者」→「通訳介助士」レベルアップが必要。全国からの通訳介助者の経験、状況の情報交換、収集が必要。利用者の金銭面で負担あり、しっかりやってほしい。 ・地域のお祭りを発表してほしい。 ・友の会の活動内容を語り合うのはどうでしょうか。 ・歓迎パーティーをやってほしい。 3名 ・全国大会の夕食は他県の友の会と交流ができるようないい案はないか。 ・社会見学をやってほしい。 2名 ・機器展示ブースに白杖関連を入れてほしかった。 ・会いたい人を探すために方法は一工夫必要かな。 ・地元の理事さん等の話も聞きたかった。 ・資料があれば前もってほしい。当日は読む時間がない。 ・以前は一コマごとに通訳者謝金を協会が助成してくれたが、今回、地域でのチケットで参加するとチケットが足りなくなる。 ・通訳・介助者を探すのが大変。 ・フリー参加者のコーディネートを復活してほしい。 ・地域格差、仕方ないとも思いますが、やはり無くして、国にしっかりやって頂きたい希望。 ・全国大会そのものについて。協会は盲ろう者への通訳のコーディネートをやめて、全て各友の会へ移行した。その友の会でも個人で探す形に変えてしまった。結果同じ友の会の盲ろう者、及び通訳者と交流する時間が長く、他県の仲間との交流をする機会が少なくなっている。そもそも全国大会の大きな目的の一つに「コミュニケーション技術の向上」とうたわれているが、コミュニケーション技術の向上とは何なのか?普段接する機会のない通訳者や盲ろう者と接する事により、コミュニケーション技術の向上になるのではないか?全国協会が発足して全国大会も29回目を終わった。そのような中で、当初に比べて人数も多くなった。果たして盲ろう者という障害の性質上、本当に大人数での交流は可能なのか?こういった事を基本に戻って今後の全国大会のあり方を考えてはどうか? ・白児眼(びゃくじがん)という障害を持っているので講座で教えてほしい。手術できないと医者から言われている。 ・有名な福島智さんを初めて見た。 ・悩み:県が広すぎて皆で集まるのも大変。盲ろう者が少なく、現在活動しているのは4名。友の会事務所を持つこともできず、現在個人宅を使っている。事務所を構えて活動できるところがうらやましい。 ・雨が降って残念だったが参加してよかった。 ・今大会のスタッフや関係者たち、ありがとうございました。また、来年も楽しみにしています。 ・皆さん、ご苦労様でした。お世話になりました。ありがとうございました。 【盲ろう以外】 ・今後も全国大会がよりよいものとなるよう、「盲ろう者の生の声を聞く」は続けていって欲しい。 ・盲ろう者のICT活用がテーマの分科会。 ・盲ろう者の趣味や楽しみをテーマにした文化祭を見たい。 ・通訳・介助者にもとめる素直な意見も聞きたい。工夫している良い点など。 ・若い盲ろう者と年配の経験豊かな盲ろう者を繋げる企画。 ・若者の盲ろう者の交流会を入れたらどうか。 ・盲ろう者何人かのスピーチを取り入れてほしい。 ・旧優生保護法裁判判決後の動き。 ・障害者権利条約について、総括所見のその後、進捗状況、次のパラレルレポートの内容など。 ・盲ろう者全員、一人一人回って全員会話したらどうか。対面1〜5分を制限。 ・盲ろう者が主役になれるようなもの「すごいぜ、盲ろう者!!」とか。 ・人と交流したい気持ちはあるけれど、特定の誰かではないという盲ろう者に向けてグループワークを用意したり、コミュニケーション手段毎にブースを分けてコミュニケーション体験(一般参加者向け)などあると良いのかもしれない。 ・第3分科会で意見のあった、通訳者のマナー等通訳者も一緒に色々と学習できる分科会。盲ろう者と通訳介助者との絆を深めるためにはよいと思いますが、他県の盲ろう者からもし厳しい指摘を受けた時のショックが大きいかも。でもそれは盲ろう者の本音だと思うので、他県の盲ろう者からも本音の話を聞きたいと思う。又、地方によって派遣内容や、ルール、マナー等全く違うので、そのことについても聞いてみたい。 ・分科会でも意見が出ていたが、「通訳・介助者のありかた」についてもテーマに入れて欲しい。盲ろう者が通訳介助を受けた時に困ったこと、困った通訳介助者の言動など、これから通訳介助者にもとめることなど。 ・世界の盲ろう者が使える信号機は?普及は?日本における対策は? ・支援者の分科会があればいいなと思った。 ・鳥取で開催される時に久しぶりに盲ろう者と直接会え、楽しめる談話コーナーを設置してほしい。 ・情報ひろばを設置してほしい。 ・ふうわの発表(分科会、又は交流や情報発信) ・盲ろう者の生の声を聞く、ブレイルセンスを改善するための分科会。 ・地区で盲ろう者のいることを探す方法に成功した県などの話を聞きたい。高齢化の盲ろう者会員の若返りで新しい盲ろう者を探して会員を増やしたい。 ・もっともっと講座を開いてほしい。 ・社会見学をしてほしい。 5名 ・パーティーを復活してほしい。 ・機器展示はどうしても盲ベース(点字)関連の物が多くなるのか? ・盲ろう者関係の書籍やグッズの販売コーナー希望。 ・県内の理事さんのお話を伺いたかった。 ・地元開催を受け入れてくれた会長さんの顔が見えるようにしてほしい。会長さんが、一言挨拶をする姿を見たかった。 ・選んだ時期が適切、季節も本当に良かった。 ・アルバムを作って、1,000円位で販売した方が、記念品として保存価値がある。 ・名簿で参加していることを知っていて、会いたいと思っているけど会えない(探せない)という話を聞いた。盲ろう者同士なので、再会を支援するような何かを考えられたら良いかなと感じた。受付横にメッセージボードを用意して、自由に使用できるようにするとか。「会いたい」と思われる側の盲ろう者の通訳者がそのメッセージをヒントに盲ろう者探しができるかもしれない。 ・開会式の進行がスムーズに進んだようだったので、各県ごとの紹介があると良いのでは?〇〇さんはどこにいるのか・・・とあちらこちらで再開を楽しみに人探しをしている光景があったので「〇〇県の参加者です」という紹介があるともっと交流が積極的にできたのかなと思った。 ・介助で分科会に参加できないけど話は聞きたかったので、DVDにして教材にしてほしい。 ・質問:名簿に氏名掲載不可の方にも参加者名簿は配布しているのか。 ・名簿に関して、ぜひ次回以降も参加者名簿の作成をお願いしたい。 ・若い盲ろう者がユースを立ち上げた。  ・ユースの会の立ち上げ、嬉しい情報でした。 ・盲ろう者から発言があった際に、通訳介助員がろう者だけで、読取ができないときのフォローについて準備が必要と思う。今回、全体手話通訳者がフロアへ行き、読取をしていたが、本来、手話通訳者に頼るのではなく、読取担当の人を決めて置いた方がよいのではないでしょうか。通訳・介助者がろう者のみの場合の課題だと思います。 ・情報保障について:全体手話通訳者が、盲ろう者の発言を読み取る場面が何回かあった(通介2名ともにろう者)本来なら、発言を予想し、1人読取のできる通訳・介助員を同行すべきではあるが、できない場合もあるのは止むなしと思う。しかし、手話通訳者が盲ろう者の読取をするのはおかしいと思う。仕事が異なるので・・・そういった場合の読取担当通訳・介助員を会場に1名待機させて欲しいと思った。 ・盲ろう者の発言を読み取る通訳者の声がマイクを通しても聞こえにくい場面が多々あった。その場に参加している他の盲ろう者にきちんと届けられるようにしてほしいなと思った。 ・仕方のないことだが、盲ろう者の通訳・介助がずっと入っていると、他県の通訳・介助員の方と話す機会が持てず、ちょっと残念。 ・来年の会場や、交通アクセスを調査をして不便な場所を見つけた場合、不便を解消してほしい。 ・全国大会の会場は、全日本ろうあ連盟の全国大会の会場を参考にしてほしい。 ・運営は本当に大変と思いますが、盲ろう者の方々はとても楽しみにしておられます。継続の為介助員としても努力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。今回は、盲ろう者とともによい経験と思い出ができた大会でした。ありがとうございました。 ・全国の皆様の様子を見られるので、自分の研鑽にもつながる。 ・通訳・介助員のモラル、マナーについても盲ろう者の本音を少し聞け、自分のことも反省。通訳技術もやはりろう者の触手話が通じやすく、まだ私自信も慣れないが、勉強して技術を磨いて次回はもっと通じるように努力したい。いろいろな盲ろう者、通介の人の様子も見られて勉強になった。 ・各地の当事者が、思い出話や自分の普段の趣味、地元のPRなどを発表して、その後の自由交流でそれぞれの当事者のところに行って詳しい話をしたりして、お互いの当事者の通訳・介助員相互の交流にも大変よかった。 ・ライトラインに乗って宇都宮のいろんな場所に行ってみたかった。 ・やったことのない県で開催してほしい。 ・通訳・介助員として色々と勉強になりました。 ・久しぶりに開催出来てよかった。 ・6年ぶりの大会、本当に楽しかったです。 ・お疲れ様でした。初参加で栃木のブースを手伝いながら、楽しく、又有意義な時を過ごせました。 ・せっかく栃木に遠くからきていただいたのに、大会に参加してそのまま帰ってしまうのかと思ったら残念!!!大谷でも日光でもご案内したい気持ちでいっぱいでした。遠くから参加してくださってありがとう!!! ・昨年中止となり、楽しみ倍増で参加しました、静岡から参加しました。ありがとうございました。お疲れ様でした。 ・大会準備等、ご苦労されたことと思います。ご苦労様でした。ありがとうございました。 ・皆さんのご努力に感謝いたします。ありがとうございました。 ・協会のスタッフの皆さま。様々なご配慮をありがとうございました。盲ろう者が楽しかったー!と言い、他県の方と交流し笑顔になる姿を間近に見て、全国大会の意義について改めて感じた次第です。 ・皆さん、ボランティア、主催者、いろいろ工夫されて準備していただきありがとうございます。ボランティアの方がいらして盲ろう者大会の手伝いをしてくださり、知るきっかけになりよかった。 <付録1>都道府県別参加者数内訳 都道府県 盲ろう者 盲ろう者以外 合計 北海道 4 7 11 青森県 1 4 5 岩手県 6 14 20 宮城県 8 12 20 秋田県 0 0 0 山形県 3 11 14 福島県 4 18 22 茨城県 1 13 14 栃木県 7 50 57 群馬県 2 9 11 埼玉県 16 43 59 千葉県 8 20 28 東京都 27 73 100 神奈川県 16 37 53 新潟県 4 7 11 富山県 1 2 3 石川県 2 16 18 福井県 0 0 0 山梨県 0 0 0 長野県 2 13 15 岐阜県 2 6 8 静岡県 7 27 34 愛知県 10 19 29 三重県 4 7 11 滋賀県 1 1 2 京都府 3 10 13 大阪府 8 16 24 兵庫県 5 18 23 奈良県 4 14 18 和歌山県 3 7 10 鳥取県 3 13 16 島根県 0 0 0 岡山県 4 14 18 広島県 3 8 11 山口県 2 5 7 徳島県 0 0 0 香川県 2 3 5 愛媛県 0 0 0 高知県 0 0 0 福岡県 4 10 14 佐賀県 0 0 0 長崎県 0 0 0 熊本県 0 0 0 大分県 1 1 2 宮崎県 2 4 6 鹿児島県 7 13 20 沖縄県 0 1 1 韓国 0 3 3 合計 187 549 736 <付録2>全国盲ろう者大会沿革 回 年 場 所 会場 参加者 内、盲ろう者 1 1991 栃木県 コンセーレ(旧栃木県青年会館) 170 44 2 1992 新潟県 東京YMCA妙高高原ロッジ 230 56 3 1993 山梨県 富士青少年センター 270 70 4 1994 東京都 ホテル海洋 350 80 5 1995 長野県 美ヶ原観光ホテル 330 80 6 1996 東京都 日本青年館 314 77 7 1997 東京都 日本青年館 329 89 8 1998 東京都 日本青年館 428 93 9 1999 愛知県 クラウンプラザ豊橋 516 141 10 2000 東京都 ホテル海洋 547 145 11 2001 東京都 ホテル海洋 542 149 12 2002 宮城県 ホテル壮観 285 92 13 2003 三重県 戸田家 336 112 14 2004 茨城県 茨交大洗ホテル 329 95 15 2005 神奈川県 新横浜プリンスホテル 547 158 16 2006 大阪府 リーガロイヤルホテル堺 676 204 17 2007 熊本県 熊本学園大学 413 128 18 2008 広島県 安芸グランドホテル 678 199 19 2009 群馬県 伊香保温泉HOTEL天坊 587 176 20 2010 北海道 札幌プリンスホテル 639 193 21 2012 愛媛県 愛媛県民文化会館 635 201 22 2013 千葉県 幕張メッセ国際会議場 943 261 23 2014 兵庫県 神戸国際展示場・会議場 924 266 24 2015 静岡県 ツインメッセ静岡 930 263 25 2016 福岡県 西日本総合展示場 789 232 26 2017 岩手県 花巻温泉・ホテル千秋閣 711 206 27 2018 千葉県 幕張メッセ・国際会議場 893 259 28 2019 愛知県 名古屋国際会議場 887 266 29 2025 栃木県 ライトキューブ宇都宮 736 187 書名:2025年度第29回全国盲ろう者大会報告書 発行日:2026年3月16日 発行・編集:〜日本のヘレン・ケラーを支援する会(R)〜 社会福祉法人 全国盲ろう者協会 〒162−0042 東京都新宿区早稲田町67番地 早稲田クローバービル3階 電話 03−5287−1140 FAX 03−5287−1141