第2回 視覚聴覚二重障害に関する市民公開講座 老化、病気、先天性など様々な原因により視力と聴力の機能が失われる状態を「視覚聴覚二重障害」または「盲ろう」と呼びますが、医療・教育・福祉といったサポート体制はまだ充実しているとは言えません。 今回の市民公開講座では盲ろう者に対し積極的に関わっている医療者・支援者および当事者より講演を行います。 盲ろう当事者にもご参加頂けるように、当日は全体に向けた手話通訳および講演内容の文字によるリアルタイム表示をご用意いたしますが、個人に対するサポートに関してはご自身でご用意頂けますようお願いいたします。 令和元年11月9日(土) 午前10時開場 午前10時半開始 午後1時終了 参加費無料 ●事前予約は必要ありません ●先着順にご入場頂きます。 満席時は入場できないことがあります。 大阪市立中央会館ホール(大阪市中央区島之内2-12-31) プログラム(敬称略) ご挨拶 ●10:30?10:40 国立病院機構東京医療センター 聴覚・平衡覚研究部 部長 松永 達雄 第一部 ●10:40〜11:00 「小児の視覚発達と視力障害」  大阪母子医療センター 眼科 診療主任 遠藤 高生 ●11:00〜11:20 「難聴児の診断・治療・療育─新生児聴覚スクリーニングから人工内耳まで─」 大阪大学大学院医学系研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 助教 太田 有美 ●11:20〜11:40 「わが国における視覚障害の原因疾患」 大阪市立大学大学院医学研究科 視覚病態学 教授 本田 茂 (11:40〜11:55 休憩 15分間) 第二部 ●11:55〜12:15 「高齢者の難聴と認知症」 慶応義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学 教授 小川 郁 ●12:15〜12:35 「盲ろう者に対する医療の充実を目指した取り組みについて」 国立病院機構東京医療センター 聴覚障害研究室 室長 和佐野 浩一郎 ●12:35〜12:55 「盲ろう者の仲間になって(見えにくい 聞こえにくい私)」 NPO法人 大阪盲ろう者友の会 代表理事 矢倉 紀 (12:55〜13:00 質疑応答 5分間) 厚生労働省 難治性疾患政策研究事業 「先天性および若年性の視覚聴覚二重障害に対する一体的診療体制に関する研究」 主任研究者:松永達雄 事務局:国立病院機構東京医療センター 臨床研究センター 聴覚平衡覚研究部 〒152-8902 東京都目黒区東が丘2−5−1 電話番号 03-3411-0111 ホームページ:http://dbmedj.org/ 後 援(五十音順):大阪府、大阪府眼科医会、大阪府耳鼻咽喉科医会、社会福祉法人 全国盲ろう者協会、日本耳鼻咽喉科学会大阪府地方部会 会場アクセス:地下鉄堺筋線・鶴見緑地線「長堀橋駅」から400m/地下駐車場あり(有料)