全国盲ろう者オンライン交流・体験会 テキストデータ 【2023年8月26日(土) 1日目】 <情報保障の紹介> 全国盲ろう者オンライン体験・交流会では、画面を4つに分割して、以下の内容を表示します。 左上から時計回りに、メイン画像(ビデオが映るところ)、イベント名と助成団体のロゴマーク、手話通訳、要約筆記となっています。 なお、各画面の大きさは、変更できませんのであらかじめご了承ください。 <開会挨拶> 司会/司会です。まもなく時間になりますので通訳態勢を整えていただきますようお願いします。ただいまより、全国盲ろう者オンライン交流・体験会の開会を宣言いたします。 本日、司会をつとめさせていただきます、今本由紀(いまもと ゆき)と申します。弱視ろう、女性です。 鳥取盲ろう者友の会友輪(ゆうりん)の副会長です。よろしくお願いします。 司会/まずはじめに、主催者挨拶のビデオメッセージです。社会福祉法人全国盲ろう者協会 理事長 真砂靖(まなご やすし)よりご挨拶を申し上げます。 <真砂理事長挨拶> みなさん、こんにちは。 全国盲ろう者協会理事長の真砂です。 全国盲ろう者オンライン交流・体験会が開催されるに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 これまで、毎年夏に、盲ろう者とその関係者が一堂に会する「全国盲ろう者大会」を開催してきましたが新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、2020年度からは3年間にわたり、中止を余儀なくされました。本年度においても、クラスター等の発生を予防する観点から、本大会は中止することとし、これに代わるオンラインによるイベントを実施することといたしました。 オンラインで全国の盲ろう者がつながり、また、オンラインというツールを体験することにより盲ろう者の社会参加を一層促進できればと考えております。 本イベント開催に当たっては、全国盲ろう者団体連絡協議会、鳥取盲ろう者友の会・友輪(ゆうりん)の皆様に大変お世話になりました。また、厚生労働省様からはありがたいご後援を、公益財団法人JKA様からは温かなご支援を頂いております。この場をお借りして、厚く御礼を申し上げます。 オンラインでは実際に会うのと勝手が違う面が多々あると思いますが、みんなで工夫して、意義ある交流・体験会にしてまいりましょう。 以上をもちまして、私のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 司会/司会です。ありがとうございました。 続きまして、祝辞のビデオメッセージです。厚生労働省 加藤勝信(かとう かつのぶ)様より祝辞を頂戴しております。代読は自立支援振興室 室長補佐 冨原博(とみはら ひろし)様です。 <厚生労働省 祝辞> みなさん、こんにちは。 厚生労働省自立支援振興室の冨原と申します。 本日は加藤厚生労働大臣の祝辞を預かってまいりましたので、代読させていただきます。 本日、全国の盲ろう者のつながる場として「全国盲ろう者オンライン交流・体験会」が開催されますことを心からお祝い申し上げます。 全国盲ろう者協会の真砂理事長をはじめ、関係者の皆様方が、盲ろう者の自立と社会参加に向けて長年にわたり積み重ねてこられた御尽力に対し、改めて敬意を表します。 様々な情報があふれる昨今、昨年5月に障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法が施行されるなど、盲ろう者の方々への情報支援や意思疎通支援の重要性はますます高まっています。 そのため、厚生労働省においては、盲ろう者向け通訳・介助員の養成や派遣を実施するとともに、今年度中に各自治体で策定される第7期障害福祉計画に向けた基本指針に、障害特性に配慮した意思疎通支援等の促進を新たに盛り込むなどし、意思疎通支援体制の強化に一層努めているところです。 今後とも、「障害の有無によって分け隔たれることなく、相互に人格と個性を尊重しあいながら共生する社会」を実現するために、皆様の御意見も伺いながら取り組んでまいりますので、引き続き、皆様の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 結びになりますが、御参加の皆様の御健勝と御活躍をお祈りして、私のお祝いの言葉と致します。 令和5年8月26日 厚生労働大臣 加藤勝信 以上です。 司会/司会です。ありがとうございました。 続きまして、全国盲ろう者団体連絡協議会会長 大杉勝則(おおすぎ かつのり)のビデオメッセージです。 <全国盲ろう者団体連絡協議会 大杉会長 挨拶> 全国盲ろう者団体連絡協議会の会長を務めます、わたくし、大杉勝則と申します。 みなさん、こんにちは。 コロナが発生してからさまざまな大変な生活を受けられたことと思います。 今、少しずつ落ち着いてきていますけども、現在のみなさんの生活はいかがでしょうか。 今回久しぶりに全国のみなさんとお会いできますね。 でも、このようなオンライン形式で、実際にお会いしてお互いに握手することはないですが、やはり物足りないですね。 大杉は1995年度から長野県で開催されたときから、毎年休むことなくずっと大会に参加し続けてきました。 その理由は、やはり全国のみなさんとお会いし、握手をすることが楽しみだったからです。 今、コロナの状況も少しずつ落ち着いてきて、マスクを外す人も増えてきましたね。 ですから来年度は是非無事に大会が開催されて、みなさんと直接お会いして握手することを楽しみにしています。 もう少しの我慢です。期待していきましょうね。 以上です。 司会/司会です。大杉さん、ありがとうございました。 続きまして、鳥取盲ろう者友の会友輪 会長 村岡信寿(むらおか のぶとし)のビデオメッセージです。 <村岡会長 挨拶> 村岡信寿と申します。よろしくお願いします。 鳥取盲ろう者友の会会長です。全国のみなさま、こんにちは。 3年前、2020年8月に鳥取県の米子市で第29回全国盲ろう者大会が開かれる予定でした。 3月5日付で第一報が発送されました。 しかし、コロナが広がっているときであり、4月には中止が発表されました。 次の2021年も、2月に中止が発表されました。 次の次の2022年も2月に中止が発表されました。 福島智(ふくしま さとし)理事の意見も発表されました。 今年、2023年はオンラインの交流会が開かれることになりました。 新しいやり方で全国のみなさま、楽しんでください。 盲ろう者は実際に集まって、出会って、触手話や指点字や音声や手のひら書きなどでお話をしたいのです。 来年は全国大会を是非開きましょう。 今年は新しいやり方でみなさま楽しんでください。 今日と明日と、鳥取盲ろう者友の会のみんなで頑張ります。 よろしくお願いします。挨拶を終わります。 司会/司会です。村岡さんありがとうございました。これより休憩に入ります。14時50分までに席にお戻りください。 【休憩】 司会/司会です。まもなくお時間になりますので、通訳態勢を整えていただきますようお願いします。 みなさまから募集したビデオの放映を始めます。 このビデオは全国盲ろう者協会に会員登録している盲ろう者と、友の会等の盲ろう関係団体を対象に募集しました。 全部で13のビデオをお寄せいただきました。 動画作成にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。 まず最初のビデオは、岡山盲ろう者友の会です。 ご覧ください。 <岡山盲ろう者友の会> 〜岡山盲ろう者友の会〜 菅田/はーい。全国のみなさんこんにちは。元気ですか? 小田切/私たちは岡山盲ろう者友の会です。 尾藤/今日は定例会です。みんなと久しぶりに会えてお話ができて楽しいです。 青江/メンバー紹介をします。 まず、私は青江英子(あおえ えいこ)と言います。障害は全盲ろうです。光も分かりません。 尾藤/私の名前は尾藤勝一(びとう かついち)と言います。男です。障害は全盲ろうです。 小田切/私の名前は小田切寛之(おだぎり ひろゆき)と言います。 障害は弱視ろうです。男です。いえーい。 菅田/私の名前は菅田小百合(かんだ さゆり)です。 女です。障害は目の視野狭窄で弱視ろうです 青江/ではみなさん交流を楽しんでいる様子を見てください。 /いえーい!みんな、みんな。いえーい。OK ※音楽 ※交流している様子が映像で流れている 〜本日の欠席者 じい! 登場!!〜 〜浅井 義弘(あさい よしひろ) 全盲ろう〜 ※自宅でブレイルセンスを読んでいる 〜ほかにも・・・友の会の行事はたのしいよ〜〜 ※写真1:定例会 お花見 倉敷市の酒津(さかづ)公園 ※写真2:お花見終了後の倉敷駅前で ※写真3:マラソン 菅田会長疾走です ※写真4:北房のコスモスを見に行きました ※写真5:第23回全国盲ろう者大会 神戸にて ※写真6・7:岡山盲ろう者友の会設立15周年1泊旅行 熊野古道・南紀白浜の旅 ※写真8:盲ろう者向け通訳・介助員養成講座 大運動会 ※写真9:第25回中・四国盲ろう者大会 手話劇を披露 青江/みなさん、どうでしたか。 尾藤/来年は全国の仲間に会えるのを楽しみにしています。 小田切/みなさん、岡山盲ろう者友の会の仲間を見つけたら声をかけてくださいね! 菅田/また会いましょう。楽しみに待っています。さようなら。 /またねー。 〜コロナ禍でまだ会えない仲間もいます。 でも! 来年こそ! 全国大会で会いましょう! またね〜〜 岡山盲ろう者友の会 一同〜 司会/司会です。 岡山盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきました。 友の会の皆様の楽しそうな交流会の様子が伝わってきましたね。 コロナ禍での交流、いろいろとご苦労があったと思います。 情報を得る場として、交流会は私たちにはとっても大切な場ですよね。 お花見、ハイキング、ランニング、屋外での活動の様子、パン食い競争など、どれも活動的でとても良いなって思いました。 岡山友の会のポロシャツかわいいですね。 盲ろう者の似顔絵かな? 鳥取でも今回ポロシャツを作りました。私がデザインしました。これです。 鳥取友の会も、以前は岡山県や島根県と交流ができていました。 「来年こそ、大会で会いたい」というのは全国の盲ろう者みなさんの気持ちだと思います。ありがとうございました。 続いてのビデオは、九曜弘次郎(くよう こうじろう)さんです。 楽器演奏のビデオです。ご覧ください。 <九曜弘次郎氏> 〜みんなでエーデルワイスを演奏〜 〜最初はピアノから〜 ※九曜さんがピアノ伴奏、他の参加者がオカリナを吹いている 〜そしてウクレレ〜 ※九曜さんがウクレレ演奏、他の参加者がピアノ等を演奏している ※他の参加者はリコーダーやマラカス合唱で参加している 〜最後にオカリナへと〜 ※九曜さんがオカリナを演奏している ※拍手 〜END〜 司会/司会です。 九曜弘次郎さんのビデオをご覧いただきました。 エーデルワイスの演奏、私は聞こえませんが、素敵だったと思います。 九曜さんピアノ、ばっちりでした。 そしてウクレレ、同じ曲でもイメージが違いますね。 打楽器が入ると楽しくなりますね。 オカリナとリコーダーはやさしい音色です。 九曜さんのピアノ、ウクレレ、オカリナ、多彩な演奏の技術に驚きました。 演奏一筋で、説明はありませんでしたが、この部屋はどこなのでしょうね。 友の会が部屋を持っているのでしょうか? みんなが集まれる場所があるといいですよね。 ありがとうございました。 続いてのビデオは、地域活動支援センター夢ふうせんです。 自主製品紹介のビデオです。ご覧ください。 <夢ふうせん> 〜地域活動支援センター 夢ふうせん〜 兵庫県神戸市にある盲ろう者が集う作業所夢ふうせんです。 〜障がい者週間 清掃活動〜 清掃活動にも参加をしています。 支援者と一緒に清掃活動を行いました。 〜点字名刺作成〜 点字名刺も作っています。 ピンを入れています。 プレスをして完成です。 〜料理交流〜 料理交流会も行っています。 支援者と一緒にお料理を楽しみました。 〜学生との交流〜 学生との交流も行っています。 盲ろう児と一緒に絵を描いたり、指点字や手のひら書き、指文字など体験してもらいました。 〜初期作品〜 最初の頃の作品です。 今残っているのはホワイトボードぐらいです。 〜自主製品販売〜 自主製品販売も行っています。 いろいろなところに出かけて、バザーをしています。 全国大会にも参加しています。 〜日常作業〜 日常作業です。 フクロウのお人形を作っています。 マクラメ人形を作っています。 寄付でいただいた着物をほどいています。 刺繍をしています。 〜社会見学〜 社会見学にも行きました。 グリコピア神戸や森永乳業にも見学に行きました。 〜現在の作業所〜 現在の作業所です。 2年前の9月に引っ越してきました。とても綺麗なところです。 〜(入口の扉に)一般社団法人福祉作業所夢ふうせん〜 〜自主製品〜 自主製品です。 フクロウのキーホルダー 帯で作ったトートバッグ アクリルたわし ミニポーチ 髪留め ジーンズで作ったポシェット 腕カバー 着物バッグ スマホ入れ リュック型ポーチ クリスマスの飾り ブックカバー 鍋敷 お薬入れ クリスマスギフト スマホショルダー コースター 青虫 〜ご視聴ありがとうございました〜 司会/司会です。 夢ふうせんのビデオをご覧いただきました。 兵庫県神戸市にある地域活動支援センターとの紹介がありました。 新しいビルに移転したのですね。 一般社団法人福祉作業所夢ふうせんという表示もありました。 幅広い活動をしているようで、素晴らしいですね。 盲ろう者ができることをする、やり方はいろいろあるのですよね。 作品作りのときの盲ろう者の画像は一人ひとり見え方の違いが良く分かったと思います。 いろいろな作品が作られているのですね。 個性豊かな作品ばかりでした。 地域の、若い学生との交流があるのはいいなぁと思いました。 どの分野でも、メンバーが高齢化し、若い人が少ないというのが悩みですよね。 明日の午後、兵庫県盲ろう者友の会の紹介が別にあります。 同じビルに入っているようですね。 このあたりの経過なども知りたいなぁと思いました。 ありがとうございました。 続いてのビデオは、西村正義(にしむらまさよし)さんです。かくし芸のビデオです。ご覧ください。 <西村正義氏> みなさん、こんにちは。 私の名前は西村正義と申します。 演目は、皿回しとルービックキューブを一緒に行いますので、みなさん、見てください。 よろしくお願いします。 ※目隠しをして頭の上でお皿を回しながらルービックキューブをしている。時々、頭の上のお皿を回す。 ※時々、回転が遅くなったお皿を回す 〜早送り×3〜 〜早送り×10〜 ※通常速度に戻る 〜完成!!〜 〜THE END〜 司会/司会です。 西村正義さんのビデオをご覧いただきました。 頭の上のお皿を回しながら、ルービックキューブをくるくる回すのはユーモラスでした。 お皿を回したり、キューブを回したり、忙しかったですね。 早送りの部分がありました。 実際は、完成までにどのくらいかかるのでしょうか。 完全に目隠ししていましたから、お皿を回しながらルービックキューブを見ないで完成できるなんて、すごかったです。 見てやっても6面揃えるのはできないですよ。 たくさん練習されたことと思います。 ありがとうございました。 続いてのビデオは、山口盲ろう者友の会です。友の会の活動紹介のビデオです。ご覧ください。 <山口盲ろう者友の会> みんな違ってみんないい山口もうろう者友の会です。 私たち楽しんでます。 〜会長 挨拶〜 会長/私たち、盲ろう者友の会では、それぞれ、自分の好みとか趣味をひとつずつ、少しずつですが楽しんでいます。どうぞご覧ください。 〜山口盲ろう者友の会設立記念式典・講演会〜 ナレーション/山口盲ろう者友の会は平成10年10月18日に設立しました。 10周年記念では福島智さんに講演をしていただきました。 福島玲子(ふくしま れいこ)さんもお招きし、「さとしわかるか」と、指点字の様子も紹介されました。 〜20周年記念の集い〜 ナレーション/20周年には、みんなで笠戸島名物の「ひらめ」を食べに行きました。 コロナ禍で県全体の交流会は久しぶり。 米寿(べいじゅ)と百寿(ももじゅ)のお祝いをしました。 絣(かすり)の着物に茜(あかね)だすき、姉さんかぶりの茶摘み娘と一緒に、お茶の葉を摘み、手もみでお茶を作りました。 野外で、ピザや竹筒で炊いたポンポラ飯。 また、クリスマスにはイチゴのサンタが乗ったケーキを作りました。 防災訓練やAED・救急救命を学びました。 岩国防災センターでは震度7も体験しました。 年末には石うすでお餅をついたり、しめ縄飾りも作りました。 卓球バレーやタンデム自転車を楽しんでいます。 二人乗りのタンデム自転車では、前のパイロットが通訳・介助員、後ろのストーカーが盲ろう者です。 私たちはマラソンが大好きです。 6時間リレーマラソンや、4時間リレーマラソン、下関海響(かいきょう)マラソン、角島(つのしま)夕焼けマラソン、萩(はぎ)城下町マラソンなどに参加しています。 歩行訓練士と視能訓練士から、白杖歩行や単眼鏡を使っての横断歩道の渡り方を学びます。 コロナ禍で外出できない中、趣味を生かして本を作りました。 折り紙写真集 〜裕美の折り紙写真集2021 折り紙 土井裕美(どい ひろみ) 写真 池田芳雄(いけだ よしお)〜 川柳集「17文字の世界」 〜「俺のもと センスという名の 嫁がくる」 若松吾一(わかまつ ごいち)(全盲ろう)〜 俳句集「つくしんぼ」 〜矢橋和子(やはし かずこ) 2021年(令和3年)11月〜 の三冊です。 盲ろう者福祉の先駆者、中木屋(なかきや)スミヱさんをご存知ですか。 1931年山口県長門市仙崎で生まれ、23歳で全盲ろうになりました。 33歳のとき、「われら生きるの会」を立ち上げ、全国の盲ろうの仲間との点字回覧誌を始めました。 盲ろう者で初めて盲学校に入学し、治療院を開業しますが、体調をくずし、活動は休止。 厚生援護施設設置・福祉センター設置・ホームヘルパーの派遣などの要望を提出しました。 2011年に亡くなるまでの10年間は山口盲ろう者友の会とも交流がありました。 われら生きるの歌 〜中木屋スミヱ〜 重き試練の 担い手われら いばらの途(みち)を ふみこえて 昨日の涙 今日の幸 ともに語らん この集い 老いも若きも 手をとって まことを胸に われら生きる 山口盲ろう者友の会は今年、設立25周年を迎えます。 中木屋さんの想いを受け継ぎ、楽しく活動していきたいと思います。 ご視聴、ありがとうございました。 〜山口盲ろう者友の会〜 司会/司会です。 山口盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきました。 山口友の会のみなさん25周年おめでとうございます。 設立からの25年の歴史がた〜くさん詰まっていて、しかもコンパクトにまとめてあります。5分間で、すばらしかったですね。 楽しい交流会の様子が伝わってきました。 特に、私たちはマラソンが好きという気持ちがよーく伝わってきました。 コロナ禍での3冊の本作り、機会あれば読んでみたいです。 そして、盲ろう者の歴史がよーく分かる映像でした。 中木屋スミヱさんは全国の先駆者ですね。 この交流会で紹介していただいたのは意義深いと思います。 中木屋さんの想いを受け継ぎ、楽しく活動していきましょう。 ありがとうございました。 <締めの挨拶> 司会/以上をもちまして、1日目の全国盲ろう者オンライン交流・体験会を終わります。 全国盲ろう者大会で実際に出会いたいと強く思いますが、それは違ったかたちで、違った内容を見たり、知ったりできたと思います。 明日は朝10時より開始します。 明日はどんなビデオが出てくるのか楽しみですね。 これで本日の配信を終わります。 また明日お会いしましょう。 【1日目終わり】 【2023年8月27日(日) 2日目 午前】 司会/まもなく時間になりますので通訳態勢を整えていただきますようお願いします。 司会です。おはようございます。 ただいまより、全国盲ろう者オンライン交流・体験会の2日目を開催いたします。 私は司会をつとめさせていただきます、村岡信寿(むらおか のぶとし)と申します。 弱視ろう、男性です。鳥取盲ろう者友の会友輪(ゆうりん)の会長です。 よろしくお願いします。 2020年度全国盲ろう者大会の開催予定地でありました鳥取県を紹介いたします。 まずは、鳥取県盲ろう者支援センターを紹介いたします。ご覧ください。 <鳥取紹介 鳥取県盲ろう者支援センター> 〜鳥取県盲ろう者支援センター ナビゲーター 鳥取盲ろう者友の会友輪 会員 渡部時子(わたなべ ときこ)〜 〜支援センター外観〜 ※平屋建ての一軒家で、TDB鳥取県盲ろう者支援センターの看板がある ※駐車場には公用車が止まっている 〜玄関〜 ※支援センター設立当時の「鳥取県盲ろう者支援センター」の看板も玄関の柱にかかっている 〜ダイニング〜 ※たくさんの本や関係書類が並んでいます 〜和室〜 〜渡部さんに各部屋の紹介をお願いしました〜 渡部/ダイニング部屋で、運営委員会と交流会の相談をしています。 それと、生活訓練もしています。 こちらはトイレです。 こちらが和室です。 こちらが洗面所で、風呂です。 事務局です。菅澤(すがさわ)さんと中西さんがいます。 ※菅澤さん、中西さんが仕事をしています こちらの上は相談室と第2の事務局があります。 こちらは野菜を作ったり、花を作ったりしています。 ※畳2畳分くらいの広さの駐車場裏の畑 〜公用車〜 ※公用車に車いすを乗せる様子 〜ちらし寿司・おはぎ作りをしているところにお邪魔しました〜 〜ちらし寿司作り〜 ※村岡さんが通訳・介助員に教えてもらいながら、さやえんどうの筋取りをしている ※渡部さんが薄焼き玉子を切って錦糸卵を作っている ※村岡さんがちらし寿司に具を加えて混ぜている ※村岡さんがちらし寿司の飾りつけをしている ※渡部さんがおはぎを作っている ※美味しそうなちらし寿司、お稲荷さん、おはぎが出来上がり 村岡/センターでみんなで料理をしました。 ちらし寿司、お稲荷さん、お汁、たけのこの煮物、それからおはぎを作りました。 美味しくいただきましょう。ゆっくり召し上がってください。挨拶を終わります。 ※みんなでいただきます。楽しくお話しながらお食事をしている 村岡/鳥取県盲ろう者支援センターの紹介を終わります。 渡部/鳥取に 全員/来てね〜! 〜撮影協力 鳥取盲ろう者友の会友輪 鳥取県盲ろう者支援センター〜 <支援センターについて話> 司会/ありがとうございました。 菅澤さん、今のビデオで紹介しきれなかったことをお話ししてください。 菅澤/全国の皆さま、こんにちは。 菅澤則夫(すがさわ のりお)です。男性、76歳、通訳・介助者です。 鳥取県盲ろう者支援センターの事務局長です。 少し長いお話、硬いお話になるかと思いますけどお許しください。 この支援センターができるまでに、大事なことが2つあったと思います。 一つは、盲ろう者を探し出すことと県に訴えたことです。 盲ろうの人を探し出すのは難しいのは、全国のみなさん、同じだと思うんです。 もう一つは、私達が言ったことを県が受けて、1年かけて実態調査を実際にしたことです。 行政は、何か施策をする前に実態調査をすると思います。 ですから「実態調査をしましょう」ということを要望していくことが大事だと思います。 それで、県の実態調査で分かったことは、支援の必要な盲ろう者が鳥取県内に50人くらいいるということでした。 人口1万1千人に1人という計算になります。当時の鳥取県の人口は57万3千人ほどでした。 それで、実態調査をした結果、県は、相談や支援を継続することが必要だと判断して、センターを設置して相談員を置いたわけです。 ですから、実態調査を行政に要望していくのが大事だと思います。 センターができるまでの経過などを簡単にお話します。 2007年3月に、友の会の準備会を立ち上げました。 村岡会長と、もう一人盲ろうの男性とが発起人になって、盲ろう者の集まりを企画しました。 そのときに全国盲ろう者協会の訪問相談員になっていた人、何人かいてその人たちとかが中心になって呼びかけて、30人くらいが集まりました。 友の会ができるのを楽しみにしておられた盲ろうの方もあったんですけど、できる前に亡くなった人もおります。 それで、2009年度から、県の事業を受託してもらっています。 そのときから、年に1回、友の会と県とで話し合いをしています。 2011年度の話し合いのときから、盲ろう者を探し出すのが難しいんですってことを県に言ってきました。 それを受けて、2014年度に、県が先進地視察の予算をつけました。 それで、東京、大阪、兵庫、広島にお邪魔しました。その節はお世話になりまして、ありがとうございました。 それで次の年ですね、2015年度に、県が1年かけて盲ろう者の実態調査をしたんです。 通訳・介助者を盲ろう者支援コーディネーターという名前で1年間非常勤職員として雇用して、それで県の障害福祉課の担当職員と一緒に家庭訪問などをして実態調査をしました。 そうした調査の結果、盲ろう者支援センターが必要だと県が判断してくれたわけです。 鳥取県盲ろう者支援センターは、最初は鳥取県の米子市のJRの米子駅に近い9階建てのビルですね。 ビルの2階、20畳ほどの1部屋を借りました。本当に事務室という感じです。 それで、2016年4月26日の午後1時半ですけど県知事が来られて、開所式をしました。 ビルのドアの1室なんですけど、そのドアの前のところに看板を掛けました。 動画の中で一軒家の玄関の柱ところに看板がかかっていたと思いますけど、その看板です。 その看板を掛けました。で、開所式をしました。 そのときは、派遣を利用する盲ろう者は、3人でした。 違いますね。最初に委託されたときの派遣利用者は3人だったんですね。 センターができる前の2015年度は8人に増えてました。 実態調査をしてセンターが出来た年の2016年度の初めは17人だったんですね。 実態調査をして、探し出した結果、8人が17人ですね。倍増していました。だから「探し出すこと」がとても大事であるということが分かると思います。 その後も、6年間で利用者は10人増えています。6年間で10人増えています。 毎年1人とか、2人とか増えている計算です。 これは、相談員がいて、定期的に訪問をしていって、その結果、派遣に繋がってくる人があるというような恰好です。 10人増えているんですけど、その間に県外へ転居した人とか、亡くなった人もおられますので、結局全体として利用している人は今18人です。 今、鳥取県の人口は、この間の発表で5万7千人でしたか。54万・・・。忘れましたけど、毎年減ってきています。 そして2022年ですね。去年ですか。2022年1月に、動画でご覧いただいた一軒家に移転しました。 ビルの1室から一軒家に移転しました。借りるお金は同じくらいなんですけど、広さが倍になりました。 ビルの一室の場合は20畳ほどだったんですけど、部屋一つだったんですけど、普通の家ですので、6畳間が4つ、広い部屋が12畳間が1つあって、それに台所、風呂、便所があって、根裏に倉庫になるような広いところがあります。それで、広さとしては倍になりました。 一軒家を探すのに、なかなか決まりませんで、あちこち探して、18軒目にやっと決まりました。18件探して回りました。 広いんですけど、古くて補修が必要だとか、いいけど駐車場がないとか、廊下が狭くて車椅子がちょっと入れないとか、色々ありましてとか。隣の人が怖そうだとか、というのは冗談ですけど。 そんな具合にして18軒目でやっと決まりました。今のところは見に行った途端に、見に行った人がみんな、ここがいい、ここがいいって言ったので、即決みたいな感じで決まりました。 一軒家になってですね、そこで交流会みたいなことしたり、それからビデオにあったように生活訓練をしたり、コミュニケーション訓練など、いろんな活動、幅広い活動がやりやすくなりました。 盲ろう者も集まりやすくなっています。 動画にありましたように、小さい庭があるのでそこで野菜作ったり、花を育てたりも出来ています。 鳥取県というのは、横に長いんですね。こんな格好です。 ※鳥取県の地図の下に虎が走っているイラストが描かれたパネル 虎が走ってる格好に見えるそうです。学校ではなんて覚えるんですか、子供は。 「虎が走る鳥取県」とか言って覚えるそうです。とにかくこういう風に横に長いんですね。 それで、行政的にですけど、東部、中部、西部という風に、東部、中部、西部という風に、3圏域に分かれています。 それで、聴覚障害、聴覚ですね。聴覚障害者支援センターは、東部、中部、西部に3カ所あるんです。 それから、視覚、目の方ですね、視覚障害者センターも、東部、中部、西部に3カ所あります。 ですから、盲ろう者支援センターも東部、中部、西部に欲しいんですね。今、西部にあるんです。 3カ所に作る方向で、県に要望したり、友の会の中で話し合ったりしています。 今回の、各地からの動画の中にも、センターの紹介したビデオがいくつかあったと思います。 各地によって条件が違うと思うんですけど、どうやってセンターができたとかいう情報があるといいかなと思います。 県が設置していますので、支援センターの運営費は県から出ています。その後、鳥取市が中核市になりましたので今は鳥取県と鳥取市から運営費が出ています。 鳥取県は公共交通機関があまり便利ではありませんので、自家用車での移動が多いです。 それで、ビデオに写っていましたように、公用車を2台リースしています。 1台は軽自動車で、もう1台はビデオにありましたように車椅子用です。 盲ろう者は1万1千人にひとりと言いましたように少数派ですけれども、それに他の障害がもうひとつ、他の障害が重複している人もあるんですけど、そういう人になるともっと少なくなりますよね。 非常に少なくなると思います。 でも、そういう人のところに盲ろう者が必要なこととか、もっと一般的に障害者に必要なことが集約して現れると思います。 そんな意味で、鳥取県にいます、エミリーさんを紹介したいと思います。 晶子/盲ろう児の母です。晶子(あきこ)と言います。 通訳・介助者でもあります。娘エミリーについてお話をします。 全盲ろうのエミリー、小学2年生です。 全盲ろうであると同時に寝たきりで全ての動作に介助が必要です。 医療的ケアの必要な「医療的ケア児」と言います。 人工呼吸器、気管切開、胃瘻、導尿などが必要です。 リハビリと感覚刺激のために始めた手形足形アートをしたり、各地に旅行に行ったり、おいしいものを食べたり、大好きなお風呂に入ったりして、毎日を送っています。 地域の小学校に入学し、たくさんの同級生に囲まれて、ステキな担任の先生と一緒に楽しく毎日を過ごしています。 学校の算数の授業では、手で触って数を数えたり、国語の授業では「冷たい」、「熱い」、「大きい」、「小さい」、「サラサラ」、「ベタベタ」など言葉の学習をし、手で触って確かめました。 絵本の物語もただ読み聞かせるのではなく実写版で寸劇のように表現しました。 アサガオには毎日水やりをし、トマトも育てました。 医療的ケアでは、人工呼吸器や吸引機など機械を使う場合は電気が必要です。 先日の台風や数年前に起きた地震などの災害時に一番恐れているのは停電です。 内部にバッテリーがあるものもありますが、電気が使えなければ少しのうちに呼吸器は止まってしまいます。 体温調節が難しいのでエアコンが使えなくなるのは、暑い夏は特に本当に困ります。 体に熱が籠ると脈拍数が上がったり、てんかん発作が起きたり、消化ができなくなったりするからです。 災害を防ぐことは難しいですが、できる備えはしておきたいと思っています。 具体的には、発電機や蓄電池などを購入すること。 ただこれは安いものではなく数十万するものもあり経済状況によっては難しいです。 ガソリンを満タンにしてシガーソケットから電気をとる方法もあります。 またカテーテルや医療機器など避難所では手配できない物品が必要になるので、それを普段からまとめておいて、すぐに持って出られるようにしておくことも大事なことかと思います。 盲ろう者にとって特に災害時、情報が入りづらく混乱が予想されますが、想像してできる準備をしておくことは大事なことだと思います。 避難所までどうやって行くか、行けたとしてどう情報を得るのか、エミリーのような医療的ケアを必要としたり、別の病気や障がいがある人はそこに入れるのか。 また親亡き後、盲ろう者自身が高齢になったとき、受け入れる先があるのかも不安な要素です。 菅澤/菅澤です。 今、お話し合ったように災害のときとか、それから一人になったときですね。 盲ろう者もですけど、障害者もそういう心配はあると思います。 なかなか難しいんですけど、できる備えがあれば、安心できる部分が増えてくると思います。 なかなか難しいと思うんですけど、というか非常に難しいかと思うんですけど、その辺りを考えながら、毎日の支援というか、毎日の生活の通訳・介助ができたらいいかなと思っています。 以上で、鳥取県盲ろう者支援センターの紹介を終わります。 司会/司会です。 菅澤さん、晶子さん、ありがとうございました。 これより、休憩に入ります。11時まで休憩です。 【休憩】 司会/まもなくお時間になりますので通訳態勢を整えていただきますようお願いします。 司会です。 2020年度、全国盲ろう者大会が鳥取県で開催予定でした。そのときの社会見学のひとつであった鳥取砂丘について紹介いたします。ビデオをご覧ください。 <鳥取紹介 鳥取砂丘> 〜鳥取観光スポット紹介〜鳥取砂丘(とっとりさきゅう)〜 ナビゲーター 鳥取盲ろう者友の会 友輪(ゆうりん) 副会長 今本由紀(いまもと ゆき)〜 〜鳥取砂丘〜 ※砂丘全体を見渡す。奥には日本海。水平線も見えます。 〜観光リフト〜 ※二人乗りのリフトに今本さんと通訳・介助員が乗ります。 〜鳥取砂丘〜 ※リフトから降りて砂丘に向かいます ※広い鳥取砂丘が見えてきました ※今本さんが通訳介助員と砂丘を歩いています ※鳥取盲ろう者友の会 友輪という紙を持つ通訳・介助員 〜今本副会長に質問 Q.鳥取砂丘について教えてください〜 今本/鳥取砂丘は南北に2.4キロ、東西に16キロ、高さが47メートルあります。大きいですね。 鳥取砂丘と言います。 砂漠(さばく)という人が多いですが、砂漠といえばサハラ砂漠が広大で有名です。それに比べてここは小さいです。鳥取砂丘と言います。覚えてください。 朝、日が昇る頃、風によって風紋(ふうもん)ができます。人が歩くと風紋は消えてしまいます。 朝、日が昇る頃、是非見に来てください。 また、夕日がきれいです。夕日に空が染まってとてもきれいです。 〜鳥取砂丘ビジターセンター〜 ※鳥取砂丘のでき方など砂丘についての展示 ※手で触って砂丘の様子がわかる鳥取砂丘立体マップを触る今本さん 〜今本副会長に質問 Q.鳥取砂丘での思い出はありますか?〜 今本/私は思い出します。 幼稚園、小学校、中学校、高校、毎年必ず遠足で来ました。 幼稚園のとき、砂丘の斜面をわざと私だけが転がって下りました。面白かったです。また、小学校のときはスキーです。雪が積もったときに板を持って行って滑りました。懐かしい思い出です。 盲ろうの友だちと一緒に砂丘を見に行ったときに、友だちは「私は見えないから登らなくてもいい」と言うのですが、「せっかく来たのだから、“馬の背”のてっぺんまで一緒に登ろう」と言って一緒に登りました。 通訳・介助者も一緒です。 頂上に立ったときに強い風が吹いてきて、とても気持ちよかったです。 その友だちは「風が気持ちが良い」「見えなくても体で感じる」「とても面白かった」と言ってくれました。 良かったなと思いました。みなさんも是非上まで登ってみてください。 〜観光リフト〜 ※道路の上を観光リフトが横切ります 〜見晴らしの丘〜 ※日本海が一望できます ※砂丘センター 見晴らしの丘 お土産処 鳥取膳処 ※いろいろな種類のらっきょうが販売されています(塩、シソ、梨、ゆずなど) ※冷蔵コーナーには海の幸やとうふちくわが販売されています ※砂丘にちなんだお菓子も販売されています 〜今本副会長に質問 Q.鳥取の名産品を教えてください〜 今本/これはらっきょうです。鳥取で有名です。いろいろな種類があります。 子供の頃からカレーライスには必ずらっきょうがのっていました。 私は本当は苦手なのですが食べます。一日に2個食べると体にいいそうです。 らっきょうの思い出といえば、高校生のときに、「鳥取砂丘らっきょう花マラソン大会」に参加しました。 3キロ走りました。しんどかったんですが、周りは一面のらっきょう畑で、らっきょうの花が綺麗でそれを見ながら走りました。 この大会は今も続いています。参加してみてはいかがでしょうか。 〜らくだ屋〜 ※今本さんがラクダの顔を優しく撫でながらラクダに挨拶 ※今本さんがラクダの背中に乗ります ※ラクダの背中に乗り手を振る今本さん 〜撮影協力 鳥取砂丘ビジターセンター 砂丘センター 見晴らしの丘 株式会社 駱駝屋 鳥取盲ろう者友の会 友輪〜 <鳥取砂丘などについて話> 司会/司会です。 今本さん、ありがとうございました。 改めまして今のビデオで紹介しきれなかったことを今本さんにお話していただきます。 今本/鳥取県の今本由紀です。全国のみなさん、こんにちは。 弱視ろう、女性、鳥取県の東部に住んでいます。 鳥取盲ろう者友の会友輪は、毎月、東部・中部・西部それぞれで交流会が行われています。 東部では、6月に鳥取県立博物館に「触る展示鑑賞」を企画してもらいました。 普段さわれないものを、さわることができ、とてもいい経験ができました。 まず、食べ物です。 20世紀梨。味は、みずみずしくてさっぱりとした甘さ。今から秋までが旬です。 水分補給にいかがですか? ※20世紀梨の写真 砂丘長芋。 砂地で育つ長芋は1m以上の長いものもあります。折らないように掘り起こすのは大変な作業です。 大栄スイカもおいしいです。 毎年6月には「スイカながいも健康マラソン」が開催され、走った後にはスイカと、とろろ汁が食べ放題です。 ※長芋の写真 お土産品をご紹介します。 ミニチュアモアイ像が人気です。チリという国のイースター島にある3.5メートルくらいの大きな石の像で、20メートルのものもあるそうです。 鳥取砂丘の砂を材料に、特殊な技術で固めて作られています。上半身だけです。 大きさは3cmから10cmまであります。 ※モアイ像の写真 鳥取砂丘では、パラグライダーもできます。 ※パラグライダーの写真 砂丘には「砂の美術館」もあります。世界初の美術館です。 毎年、テーマに沿って砂と水だけでいろんな彫刻作品を作って展示しています。 今年のテーマは「砂で世界旅行、エジプト」です。 ※砂の美術館の写真 今年の干支は「うさぎ」ですね。 今年、全国的に話題になったパワースポット、白兎(はくと)神社です。 白い兎、と書いて「は・く・と」と読みます。 日本で最も昔に書かれた本、古事記の中にある「因幡(いなば)の白うさぎ」の兎が神様です。 縁結びの神様といわれています。「恋人の聖地」です。 是非一度は聖地へ観光においでください。 ※白兎神社の写真 最後に「しゃんしゃん傘踊り」を紹介します。 ※本物のしゃんしゃん傘 この傘を持って踊ります。 傘にはたくさんの鈴もついています。 傘を動かすと「しゃんしゃん」と、鈴の音が響きます。 ※鈴の音 昔、雨ごいをしたことから始まったといわれています。 「しゃんしゃん祭り」が毎年、開催されます。 たくさんの団体が一斉に傘踊りをする様子は、とても壮観です。祭りの様子です。 ※しゃんしゃん祭りの写真 他にも、「仁風閣(じんぷうかく)」や、盲ろう者が楽しめる場所、たくさんあります。 また、中部はマンガやアニメで大人気の名探偵コナン、原作者の出身地として、記念館があります。 まだまだ伝えたいことはたくさんあるのですが、この辺で終わります。 是非鳥取に遊びに来てくださいね。 司会/司会です。今本さん、ご説明ありがとうございました。 続いて、同じく社会見学のひとつだった境港の鬼太郎ロードについてご紹介いたします。 ビデオをご覧ください。 <鳥取紹介ビデオ 境港> 〜鳥取観光スポット紹介 〜鬼太郎ロード〜 ナビゲーター 鳥取盲ろう者友の会友輪 会長 村岡信寿(むらおか のぶとし) 会員 渡部時子(わたなべ ときこ)〜 〜境港駅前ロータリー〜 ※街灯が目玉おやじ ※みなとさかい交流館の壁画に妖怪巨大壁画 ※境港駅前にある水木しげる先生執筆中の銅像 ※郵便ポスト(ポストの上には一反木綿に乗った鬼太郎と目玉おやじ) ※妖怪お休み処 砂かけ屋(前にある妖怪たちのパネル) ※ゲゲゲの鬼太郎の塔の鬼太郎に触れる村岡さん、続いて渡部さんは点字を読んでいる 〜村岡会長に質問 Q.友の会で訪れたことはありますか?〜 村岡/私は村岡信寿です。よろしくお願いします。 ここは平成24年10月に鳥取盲ろう者友の会と、島根盲ろう者友の会とが一緒に集まって交流をしたところです。午前中は妖怪像を見学し、触って楽しみました。 お昼はしおさい会館というところで、お昼ご飯を食べて、午後はそこで自由におしゃべりをして交流するグループと、他に散策を楽しむグループとに分かれて楽しみました。 ※河童の泉 「この泉は妖界につき立ち入りはご遠慮ください」という看板がある ※電柱に目玉おやじの絵が描かれていて目玉の部分を覗き込むと中には妖怪が・・・覗き込む渡部さん ※子泣きじじいの銅像 〜公衆トイレ〜 〜公衆トイレ ピクトグラム〜 ※男性のマークは鬼太郎、女性のマークはねこ娘、車いすマークは目玉おやじ 〜排水ます蓋〜 ※3つの排水ます蓋 ねずみ男、鬼太郎、一反木綿 〜妖怪神社〜 ※鳥居には一反木綿 〜目玉おやじ清めの水〜 ※直径30センチくらいある目玉がくるくる水の入った鉢の上で回っている ※楽しそうに目玉をくるくる回す村岡さん ※続いて渡部さんも触ります 〜渡部さんに質問 Q.ねこ娘の衣装を製作したきっかけは?〜 ※鬼太郎像をバックにねこ娘の衣装を着て話す渡部さん 渡部/水木しげる祭りに初めて参加したときは、いろいろ不安だったんだけど、たくさんの人が衣装を着てたので、ちょっと心配があったので、それから次の日から衣装をするようになったんで、それで着たら、初めて記念品をもらえたので、それが嬉しくて、続けてこの日に参加する年には衣装を着て参加するようになりました。 〜水木しげるロード〜 ※鬼太郎の衣装を着て歩く村岡さん ※お店の前の壁にかかっている化け草履を触る村岡さん ※家獣を触る村岡さん 〜妖菓 目玉おやじ〜 渡部/目玉おやじの饅頭で、頭に乗せた目玉おやじ。妖怪になった気分で可愛いです。 ※目玉おやじの饅頭を食べる村岡さんと渡部さん。村岡さんは一口でパクリ。 村岡/これはネズミ男です。寝っ転がって腕まくらして足を組んでいます。面白いです。 〜撮影協力 鳥取盲ろう者友の会 友輪〜 <鬼太郎ロードについて話> 司会/司会です。ありがとうございました。 斉藤さんと渡部さんに、紹介しきれなかったところをお話していただきます。 渡部/渡部です。私は、鳥取県西部に住んでる、渡部時子です。弱視難聴です。年は50代、女性です。 仲間を紹介します。 足立/足立宰(あだち つかさ)です。20代男性です。弱視ろうです。 高林/私の名前は高林克己(たかばやし かつみ)です。年は60代です。弱視ろうです。 澤/澤征志(さわ せいし)です。男性です。70代です。弱視聴覚障害です。 渡部/渡部です。西部の有名な水木しげるロードを紹介します。 ((水木しげるロードの銅像のパネル) 斉藤/斉藤です。ここは「ゲゲゲの鬼太郎」やその仲間のブロンズ像が沢山並べてあります。約800メートルのロードの中に177体の像があります。 記念館もありますよ。今はリニューアル中。オープンは来年の春です。 夜は妖怪たちの影絵の照明が投影され、昼間よりも雰囲気がありますよ。 毎年水木さんの誕生日には、全国からコスプレをした人達が集まり練り歩きます。 渡部/渡部です。私もねこ娘で参加しました。見て下さい。 ※ねこ娘の衣装を着ている渡部さん 渡部です。弓ヶ浜(ゆみがはま)サイクリングロードを紹介します。 斉藤/斉藤です。境港から皆生(かいけ)温泉までの景色の美しいロードです。 ここで盲ろう者がタンデム自転車の体験をしています。 渡部/渡部です。私も自転車にのりました。風を切って走って気持ちよかったです。 渡部です。中国地方で1番高い山 大山(だいせん)です。 斉藤/斉藤です。 春は新緑・夏は登山・秋は紅葉・冬はスキーと四季を通して楽しめます。 富士山に似ているので「伯耆富士(ほうきふじ)」とも言われています。 また、大きな災害からも守ってくれて、地元の人達は「大山さんのお陰」と言っています。 渡部/渡部です。米子城もあります。 斉藤/斉藤です。ここはNHKの番組で絶景の城として日本一になりました。 石垣の頂上に城はありませんが360度見渡せます。 ここからの景色は、年2回見られる大山の頂上に昇る朝日「ダイヤモンド大山」と、天候の良い日に見られる中海(なかうみ)に沈む夕日「オレンジロード」が素敵です。 渡部/渡部です。お勧めのお土産を紹介します。 斉藤/斉藤です。 白うさぎフィナンシェ・ふろしき饅頭・白バラ乳製品・打吹(うつぶき)公園だんごです。 木工会社が作った、こんな彫刻入りのけん玉もあります。 渡部/渡部です。私はふろしき饅頭が好きです。黒糖の生地の中にこしあんが入ってます。 美味しい食べ物も紹介します。 松葉ガニ・白いか・白ネギ・大栄(だいえい)スイカがありますよ。 斉藤/斉藤です。鳥取と言えば冬は松葉ガニ。有名ですよね。 夏は白いか。新鮮な白いかは透明なんですよ。甘くてコリコリとした食感は絶品。 白ネギは鍋にはもちろん焼いても甘くて美味しいです。 渡部/渡部です。みなさん食べに来て下さい。 <午前 締めの言葉> 司会/司会です。渡部さん、ありがとうございました。 鳥取県に是非みなさん遊びに来てください。 鳥取にも盲ろう者がいますので、盲ろう者の皆さんも是非来ていただいて、一緒に交流して楽しみたいと思います。梨太郎も待ってるよ。 それでは、これより昼休憩に入ります。午後1時から再開いたします。 どうぞ休憩してください。 【昼休憩】 【2023年8月27日(日) 2日目 午後】 <司会 挨拶> 司会/司会です。通訳の準備をお願いします。 午後の部の前半の司会を担当致します、今本由紀(いまもと ゆき)です。 弱視ろう、女性、鳥取盲ろう者友の会友輪(ゆうりん)の副会長です。よろしくお願いいたします。 それでは、公募ビデオの放送を始めます。 最初のビデオは、兵庫盲ろう者友の会です。 友の会の地域サークルの活動紹介のビデオです。ご覧ください。 <兵庫盲ろう者友の会> 〜理事長 井上智文より〜 井上/みなさん、こんにちは。 私はNPO法人兵庫盲ろう者友の会 理事長の井上智文(いのうえ ともふみ)といいます。 みなさん元気ですか? 兵庫盲ろう者友の会の活動を紹介します。 では、どうぞ。 〜お料理〜 ※うちわで火をおこしている ※小松菜の根元を包丁で切っている 〜「ランチの会」「カフェ タッチ」 盲ろう者が調理をします〜 ※にんじんの皮をピーラーで剥いている ※盲ろう者と通訳・介助員が一緒に調理をしている 〜手作り〜 〜リースを作っています〜 ※手のひら書きでコミュニケーションを取っている 〜クラフトテープ作品作り〜 〜年に一度 作品展開催〜 ※タペストリー クラフトテープで作った金魚が配置されています ※色紙で作った幾何学模様のブロック 机の上には大小たくさんのブロックがあります ※さおり織り。折り紙。色紙で作った小船。フェルトのマスコット人形 ※さおり織りのストール、サポートを受けて糸から選びます。 ※七夕飾り。盲ろう者も支援者もみんなの願いを短冊に書いて飾りました 〜「DBオリンピック」〜 ※紅白対抗大玉ころがし。転がし方は人それぞれ。全力で走る人。マイペースで丁寧に運ぶ人 ※応援合戦 三三七拍子。支援者もつられて一緒に三三七拍子 〜クリスマス〜 ※クリスマス会。クリスマスソングをみんなで歌おう。盲ろう児さんのピアノ演奏と手話歌 ※集合写真。トナカイ、サンタクロースと一緒に 〜井上智文より再度〜 いつもいつも、いろいろな行事を忙しくやっています。 そんな中から紹介させていただきました。 ※コミュニケーション研修会交流部でトランプ 〜Thank you〜 司会/司会です。 兵庫盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきました。 料理、作品展、DBオリンピック、クリスマス会、いろいろな行事を企画されていて、とても活発に活動されていて楽しそうでしたね。 作品展は、クラフトテープなどの素敵な作品で、年に1回開催され、作業意欲向上や盲ろう者の周知を図る活動になると思いました。 作る楽しみと見てもらう楽しみがあっていいなと思いました。 DBオリンピックの企画は、とても参考になりました。 大玉転がしが楽しそうでした。玉は作ったんでしょうかね? 応援団長さんカッコいい。 司会/続いてのビデオは、宮崎県盲ろう者友の会です。 定期総会や交流行事など紹介ビデオです。ご覧ください。 <宮崎県盲ろう者友の会> 〜NPO法人宮崎県盲ろう者友の会 @会長挨拶 A令和5年度定期総会 Bコミュニケーション学習会 C事務所の風景〜 ナレーション/NPO法人宮崎県盲ろう者友の会。 井上/こんにちは。宮崎県盲ろう者友の会、会長の井上です。 来年こそはみなさんと直接お会いしたいですね。それでは私たちの最近の活動の様子をご覧ください。 〜令和5年度定期総会 ・総会 ・歓談の様子 ・宮崎日日新聞の記事〜 ナレーション/令和5年度定期総会。 井上/活動をしよう、ということで取り組んでいます。 全国盲ろう者協会からの・・・ そういうところが最近の動きですが、まだ立ち上がって間もないところで・・・ 仲間を増やしていく、支えてくださる、通訳・介助の方・・・ 同行援護事業所担当者/事業所登録番号いただきましたら、登録利用者さんの・・・ 〜休憩中の歓談の様子〜 ナレーション/地元の新聞に掲載されました。 〜宮崎日日新聞より〜 〜新聞見出し:盲ろう者支援拡充へ 活動を周知 交流会再開〜 〜コミュニケーション学習会 ・指点字 ・触手話・・・等〜 ナレーション/コミュニケーション学習会 参加者/今、ないので、毎日、こつこつ、はこうですか?あーそうです。こつこつやって コミュニケーション、会話を楽しめたらいいなーと思います。 それから、さてですかこれは、さて、次のイベントのお知らせがあります。 7月の9日、日曜日に、焼きそばとおにぎりと、スイカ割りをやります。 どうぞみなさんの参加を・・・ 井上/指点字の齋藤さんが喜んでくださって、持って帰っていですか、と言ってくださるのがですね、あぁ、良かったと思って、嬉しく思っています。 〜事務所の風景〜 ナレーション/事務所の風景。 平日、306号室には職員が常駐しています。 同行援護事業者に関する一覧表を壁に貼っています。 県内の利用者と通訳・介助者の居住地を地図で把握しています。 307号室役員会に使ったり相談室として使ったりしています。 〜NPO法人 宮崎県盲ろう者友の会〜 ナレーション/ご視聴ありがとうございました。 司会/司会です。 宮崎県盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきました。 定期総会はたくさん集まっていましたね。 NPO法人で2部屋持っていたり、同行援護事業所も目指しているようで、活発な活動の様子が想像できます。 新聞記事は、盲ろう者についてたくさんの人に知ってもらう大きな一歩だと思いました。 コミュニケーションケーション学習会は、みんなで一緒に学ぼうという思いが伝わってきました。 笑いがあって楽しそうでした。 鳥取県の中部は、大栄(だいえい)スイカが有名です。 大栄スイカでスイカ割りをしてみたくなりました。 司会/続いてのビデオは、池田芳雄(いけだ よしお)さんです。 オカリナ演奏のビデオです。ご覧ください。 <池田芳雄氏> 〜はじめまして 池田芳雄と申します〜 私は昨年の10月に満100歳になりました。 私の家内は101歳と10カ月で亡くなりましたから、二人共100歳を超えたって、生きたことになります。 本当にこれは珍しいことであり、めでたいことであると感謝しています。 まあ、これからどのぐらい生きられるか分かりませんけど、もお、精一杯生きて一生を終わりたいと思っています。 〜オカリナをはじめたキッカケ〜 私は79歳のときに趣味としてオカリナを始めました。 ですからちょっと(オカリナをはじめて)20年になります。 ちょうどオカリナの先生は(市内の)新田(しんでん)に住んでおられて、その方は広島に教室をもって、広島にオカリナを教えて、教えに行っておられた江村(えむら)っていう先生です。 ですから私はその先生にも指導してもらったので、その先生の演奏について(行くかたちで)、兵庫県の宍粟市(しそうし)に行って、舞台に立たせてもらいました。 そういう風なオカリナの経験をしています。 では、オカリナ「牧場の朝」という童謡を吹いてみたいと思います。 〜童謡 牧場の朝〜 〜お聴き頂きありがとうございました〜 〜ありがたいことに今も鍼灸師として仕事をしており〜 〜仕事で、趣味でパソコンを学び〜 〜陶芸にもチャレンジしました〜 〜好奇心旺盛で毎日が楽しいです。ありがとうございました〜 司会/司会です。 池田芳雄さんのビデオをご覧いただきました。 中四国盲ろう者大会でお目にかかったとき、90歳を超えておられ、元気に参加されている姿に感心していました。 100歳になられておめでとうございます。 ご夫婦とともに100歳というのがすごいですね。 オカリナの演奏、心に響きました。音色がとってもいいですね。 79歳から始められたそうで、色々な事を始めるのに年齢は関係ない、そう感じました。 陶芸もされるのですね。いろいろなことに興味を持って、実際に始めるのが元気の秘訣でしょうか。 今も現役で鍼灸(はり・きゅう)のお仕事をされているのが元気の秘訣でしょうか。 私も見習いたいです。 司会/続いてのビデオは、旭川の盲ろう者つぼみの会です。 友の会の活動紹介等のビデオです。ご覧ください。 <盲ろう者つぼみの会> 〜盲ろう者つぼみの会〜 ナレーション/北海道のほぼ中央に位置する、人口約30万人。北海道第二の都市、旭川市。 盲ろう者つぼみの会は2016年4月に設立。 盲ろう当事者を中心に支援者が集まって、盲ろう者が共に社会参加できるまちづくりを目指しています。 会員ひとりひとりの持ち味を活かして少しずつ、支援の輪を広げています。 澤田/みなさん、こんにちは。盲ろう者つぼみの会の会長 澤田優(さわだ まさる)です。 弱視難聴、男性です。 つぼみの会の5つの方針 仲間作り、市民の理解、交流会、コミュニケーション、盲ろう者の社会参加の促進 〜〜活動方針〜 1.仲間づくりをする 2.市民の理解を広める 3,交流会を行う 4.コミュニケーション方法を学びあう 5.盲ろう者の社会参加を促進する〜 この5つを柱に活動しています。 月一回の例会や、地域のイベントに参加して1人でも多くの人に、つぼみの会のことや盲ろう者のことを知ってもらうように、啓発活動を行っています。よろしくお願いします。 ナレーション/例会は、旭川駅からほど近い、旭川市市民活動交流センターココデの一室を借りて行っています。 澤田/本日は旭川市福祉課の方々に、同行援護などについてのお話をいただきますので、よろしくお願いします。 ナレーション/この日は、障害福祉課の職員にお越しいただき、同行援護についてのお話を聴講しました。 移動支援や通訳介助の話もあり、制度の特徴や利用のポイントを知るよい機会となりました。 また、年に1度は、旭川地域ならではの公園や施設を訪れ野外交流を楽しみます。 この日は、ココデに隣接する科学館「サイパル」へ行きました。 宇宙や自然現象などを観察、体験できます 参加者のみなさん、いかがでしたか。 澤田/手のひらサインというコミュニケーション方法をご紹介します。 文字短縮やその場の状況に合わせて使います。 例えば、「エレベーター」。 書き手が当事者の手の下から支えて、人差し指と中指を立ててエレベーターに乗った人の脚に見立てます。 上りのときは上へ上へ、下りのときは下へ動かします。 ※野外交流の参加者が手を振っている 〜著作 盲ろう者つぼみの会〜 司会/司会です。 旭川の盲ろう者つぼみの会のビデオをご覧いただきました。 市民活動交流センターはレンガ造りでいいですねぇ。 活動方針の5つの柱をしっかり立てているのは大事なことと思います。 地域の方々に盲ろう者のことを知ってもらうように、地域のイベントに参加することは参考になりました。 「手のひらサイン」の本は親しみやすい絵で描かれていて、覚えやすいと思いました。 120もの言葉が掲載されているんですね。 科学館、色々体験ができて楽しそうでしたね。 旭川に行ってみたくなりました。 司会/続いてのビデオは、大阪盲ろう者友の会です。 手と手とハウスの紹介と手話うたのビデオです。ご覧ください。 <大阪盲ろう者友の会 手と手とハウス> 〜NPO法人大阪盲ろう者友の会 手と手とハウス〜 ナレーション/大阪盲ろう者友の会 手と手とハウスの事業所です。 大阪盲ろう者友の会 手と手とハウスは、大阪盲ろう者支援センター、大阪府連携機関になっております。 NPO法人大阪盲ろう者友の会です。 ここは白杖をかけているところです。 盲ろうのみなさんとボランティアのみなさんが手作りしてくださった壁です。 今月は2月だったので豆まきの様子、それからバレンタインデーの様子を映しております。 〜盲ろう者とは目と耳に障がいを併せもつ人たちです〜 〜NPO法人大阪盲ろう者友の会・手と手とハウスは盲ろう者の人たちが、仲間と共に過ごし活動をする拠点です〜 〜盲ろう者のコミュニケーション方法はさまざまです〜 〜手と手とハウスでは盲ろう者が楽しめるクラブ活動を行っています〜 〜毎年、手話クラブの盲ろう者は「福祉のひろば」で手話歌を披露させていただいてます〜 〜今回は動画で参加しました。練習を頑張ってきました〜 〜皆さん手話歌を楽しんでください〜 みなさん、こんにちは。私たちはNPO法人大阪盲ろう者友の会です。 今から、手話歌を歌います。曲は「魔法の言葉」です。 では、どうぞー。 3、2、1 〜手話歌:魔法の言葉〜 君と君とお話ししたいな 君と君と友達になりたい でも私の声が聞こえないから 手で話そうよ 心が通う 魔法の言葉だから 1、2、3 君と君と歌を歌おう 君と君と友達になりたい でも私の声が聞こえないから 手で歌おうよ 心が通う魔法の言葉だから 1、2、3 君と君と遊んでみたいな 君と君と友達になりたい でも私の声が聞こえないから 手で遊ぼうよ 心が通う魔法の言葉だから 〜みなさん、ありがとうございました〜 〜NPO法人大阪盲ろう者友の会 手と手とハウス〜 司会/司会です。 大阪盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきました。 NPO法人の事務所、生活介護事業所、大阪府の盲ろう者支援センターになっているのですね。 どんな施設がいいのか勉強します。 入口の、季節に合った、壁の絵が可愛かったですね。 いろいろなクラブ活動があって、自分に合った活動ができていて、良いですね。 手話歌は素晴らしかったです。 どなたの作詞、作曲でしょうか。 後ろからのサポートの方法はどうやるのでしょうか。 とても楽しそうでした。 心が温まりました。 地域のイベントで披露するなんて活動意欲がわきますね。 これより、休憩に入ります。2時までに席にお戻りください。 【休憩】 司会/司会です。時間になりますので、通訳の準備をお願いします。 司会を担当致します、村岡信寿(むらおか のぶとし)と申します。 弱視ろう、男性です。鳥取盲ろう者友の会友輪の会長です。 よろしくお願いいたします。 岡田光正(おかだ みつまさ)さんのビデオをご覧いただきます。 <群馬つるの会 岡田光正氏> 私は、群馬盲ろう者つるの会の名前、岡田光正と言います。よろしくお願いします。 これから行うパフォーマンスはじゃんけん体操です。じゃんけん体操の中は自分が考えました。 みんなと一緒にやりたいと思います。 (手拍子) ※手をグー・チョキ・パーに変えながら上半身を動かす体操 みなさん体操できましたか? ありがとうございました。 司会/司会です。 岡田光正さんのビデオをご覧いただきました。 みなさん体操できましたか。 からだはほぐれましたか。 岡田さん、よく考えつきましたね。何かきっかけがあったのでしょうか。 グー・チョキ・パー体操、各地の交流会でみんなと一緒に楽しみましょう。 司会/続いては、神奈川盲ろう者ゆりの会です。ビデオをご覧ください。 <神奈川ゆりの会> 〜神奈川盲ろう者ゆりの会〜 川島/神奈川盲ろう者ゆりの会です。 新型コロナウイルスにより色々なことがありましたけれども、今、会員みんな元気でやっております。 「ゆり」の花言葉には、「友情」という意味があります。 その気持ちをこれからもずっと忘れないためにも、今、ゆりの会は交流会ですとか学習会などを開催し、みんなで一緒に楽しく交流、学習をしております。その様子を是非ご覧になってください。 堀江/はい、それでは、編集部の堀江(ほりえ)が、神奈川盲ろう者ゆりの会の活動を紹介します。 〜2022年6月 交流会 タイダイ染めワークショップ〜 昨年6月の交流会は、「タイダイ染め」を体験しました。 参加者は染めたいものを持ってきて、好きな色に染めました。 ※写真:タイダイ染講師と河野眞治(こうの しんじ)さんが作業台に白い布を広げる ※写真:バケツに布を絞る岩村太智(いわなみ たいち)さん、色づけをしている長友孝樹(ながともこうき)さん、テーブルに布を広げている廣岡果歩(ひろおか かほ)さん ※写真:20人ほどで交流の様子 清水/本当にお疲れさまでした。私、交流会はもう久しぶり6ヶ月ぶり、半年ぶりですね。すごくお天気に恵まれて・・・ ※写真:輪ゴムで丸めた布に、カラフルな色 〜2022年9月 交流会 パラスポーツ体験〜 堀江/9月の交流会はパラスポーツ体験でした。 フライングディスク、ボッチャ、スポーツ用車椅子体験をしました。 ※写真:フライングディスク、ボッチャの玉、スポーツ用車椅子 ※写真:フライングディスクをする堀江さん、手話で「楽しい」のポーズの藤崎義彦(ふじさき よしひこ)さん、フライングディスクをする高橋和代(たかはし かずよ)さん 〜2022年11月 交流会 みかん狩り〜 堀江/11月の交流会は、みかん狩り。 秋空の下、おいしいみかんを食べて交流しました。 〜写真:ミカン畑、ミカンのなる枝、畑で交流している時の全体の様子〜 〜2022年12月 交流会 クリスマス会〜 掘江/12月の交流会は、クリスマス会。 サンタやトナカイも現れて、楽しい交流会になりました。 ※写真:中川誠二(なかがわ せいじ)さんが手話であいさつ ※写真:記念撮影用のボードを持った、廣岡果歩さん、岩村太智(いわむら たいち)さん、貝嶋麗奈(かいじま れいな)さん、田畑快仁(たばた はやと)さん ※写真:トナカイ(堀江さん)からプレゼントの袋を受け取る長友孝樹さん 〜じゃんけんゲーム〜 〜2023年2月 交流会 おしゃべり会〜 堀江/今年2月の交流会は、おしゃべり会でした。 いろいろな方とペアになり、おしゃべりを楽しみました。 〜写真:30人ほどが向かい合って交流している〜 〜2023年6月 交流会 あじさい・ロードと県立四季の森公園の散策〜 堀江/6月の交流会は、あじさいロードを通って、県立四季の森公園を散策しました。 〜あじさいロード〜 〜神奈川県立四季の森公園〜 ※レジャーシートに約20名が座り、手話や筆談で交流している 〜コミュニケーション学習会 第3火曜夜 第2日曜午後〜 〜指点字〜 堀江/コミュニケーション学習会では、触手話、指点字、音声などのコミュニケーションについて、ゲームやクイズを取り入れながら楽しく学習しました。 〜指文字 アナグラムクイズ 文字の並び替え〜 〜る ー と り し き ?〜 〜答え:キシリトール〜 堀江/学習会はどなたでも参加できます。見学も歓迎です。 〜情報交換・近況報告〜 中川/まずはじめ、高橋さん。全国ろう者大会に参加されたと思います。大分で開催されましたよね。そのときのときの感想などなにかあったらお願いしたいと思います。 〜会報 ゆりメ〜ル 毎月発行(8月・9月のみ合併号)〜 堀江/ゆりの会の情報は、会報のゆりメ〜ルをご覧ください。 墨字版、メール版、点字版、録音版で発行しています。 表紙のイラストは、会員の長友孝樹(ながとも こうき)さんが担当しています。 ※写真:墨字版ゆりメ〜ル、3、4、5月号の表紙 ※写真:長友孝樹さんの個展の記念写真。壁に掛かったたくさんの絵の前に立ってVサイン みなさん、神奈川盲ろう者ゆりの会に遊びにきてください。 〜ゆりの会に遊びに来てください〜 司会/司会です。 神奈川盲ろう者ゆりの会のビデオをご覧いただきました。 「ゆり」の花言葉は「友情」なのですね。 交流会の内容は、今後の活動に活かしたいものですね。 パラスポーツ体験や、みかん狩り、おいしそうでしたね。 クリスマス会、公園の散策、たくさんありますね。 友の会の会報誌、表紙の絵を作ってらっしゃるんですね。 全国の皆様、是非それを楽しみにお待ちください。 ゆりの花言葉の「友情」の輪を全国に広げていきましょう。 司会/続きまして、徳島盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきます。 <徳島盲ろう者友の会> ナレーション/徳島盲ろう者友の会。綺麗な女性が二人登場。 大西&吉岡/はーい! 吉岡/徳島盲ろう者友の会を紹介して! 大西/徳島盲ろう者友の会 会長 大西幸子(おおにし さちこ)です。 吉岡/事務局長の吉岡久美(よしおか くみ)です。 今回、全国盲ろう者大会(オンライン交流会)が久しぶりに開催されますね。 吉岡/今回の映像の流れをご紹介します。 まず、フラダンスの様子をご覧いただき、その後、行事や活動の様子。 その中に新しい盲ろう者も加わり、嬉しく思います。 最後に阿波踊りで楽しんでいる様子をゆっくりご覧ください。 〜フラダンスの音楽〜 ナレーション/大西さんと吉岡さんが、ハワイの風景をバックにフラダンスを披露しています。 2人の衣装をご紹介します。 あざやかな青に白い花柄のドレスを着て、髪はアップで花飾り。 胸元は白い花が背中まであり、可愛らしさが増しています。 もちろん首元にはキラキラと首飾り。 足は裸足です。 日頃の練習の成果をしっかりと披露しています。 大西/以前はコロナ感染者が増えて、みなさんと会う機会も少なく、寂しかったですが、今は収束してきたのでそろそろ会えるかな。 〜徳島盲ろう者友の会活動〜 ナレーション/徳島盲ろう者友の会の活動は、盲ろう者自身が支援者と一緒に、クリスマス会や、アート粘土作り、お花見などを企画し交流を深めています。 〜ふうわ部活動〜 ナレーション/ふうわ部の活動では家族や支援者と共に、楽しそうにお好み焼きを焼いています。 阿波踊り撮影会の様子です。ピンクのハッピで記念撮影。「パシャ」 盲ろう者が描いた阿波踊りのイラスト。 阿波踊りの太鼓と鐘の音。 〜ワハハ〜 ナレーション/ピンクに緑色の帯のハッピを着た盲ろう者が、太鼓と鐘と踊りの担当に分かれ、支援者のリズムに合わせていますがなかなか合いません。 角田/角田(かどた)です。盲ろう者です。今日は阿波踊りに参加しました。 みなさんと一緒に阿波踊りの太鼓や鐘をいろいろ体験し楽しかったです。 私は男踊りを担当し楽しみました。ありがとうございました。 南/もう何十年も踊ってないけん、ついていけんわ。 ナレーション/支援者がカメラの方向を伝える 南/完全にリズム感がな、ズレてしもうとる。 武田/感想としては、えーと、初めての体験なのでたいへん嬉しかったです。ありがとうございました。 中岡/今回初めて、阿波踊りの撮影会に参加しました。 みなさんと一緒に太鼓や鐘などを体験させていただき本当にありがとうございました。 私も初めての体験でしたが、本当に嬉しく楽しめたことに本当に感謝したいと思います。 ナレーション/はいどうぞ。 吉本/楽しかったです。 ナレーション/最後は盲ろう者だけで踊りました。 ※阿波踊りの音楽 ナレーション/ご視聴ありがとうございました 司会/司会です。 徳島盲ろう者友の会のビデオをご覧いただきました。 大西会長、吉岡事務局長のお二人のフラダンスはいつ見ても最高ですね。上手です。 2017年11月、中・四国盲ろう者大会が開かれました。 そのときに拝見しましたね。 アート粘土、面白かったです。 盲ろう児の、ふうわ部もあるんですね。 徳島といえば阿波踊りです。 盲ろう者は音に合わせるのは難しいですね。 でも、楽しさが伝わってきました。 これで、ビデオの放映を終わります。 ? 司会/最後に、全国盲ろう協会事務局長 橋間信市(はしま しんいち)よりメッセージがございます。 <事務局長挨拶> 皆様、こんにちは。 全国盲ろう者協会事務局長の橋間です。 閉会にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。 今回の「全国盲ろう者オンライン交流・体験会」はいかがだったでしょうか。 ご案内の通り、2020年からの新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、コロナへの感染のリスクを取るべきではない、参加者の皆様の安全を第一に考えるべきだということから、対面での全国盲ろう者大会は中止してまいりました。 昨年の2022年あたりからは、行動制限も撤廃され、大勢の人が集まる各種イベント等も再会される中で、「どうして、全国盲ろう者大会を開催しないのか」という声もちょうだいしておりましたが、万一コロナに感染し、病状悪化、入院というようなことになりますと、病院内での医療スタッフとのコミュニケーションに困難を抱える、盲ろうの皆様が一番困ってしまいます。 そのような事態は避けたいという思いから、苦渋の決断ではありましたが、今年まで4年連続で、全国大会は中止いたしました。 また、当協会が実施する各種研修会においても、これまでは一つの会場に集い、対面で開催しておりましたが、このコロナ禍の中では、オンライン方式に切り替えざるを得ないこととなりました。 情報保障をどのようなかたちで行えば良いのかなどなど、約3年の間、試行錯誤を続けてまいりました。 各種研修会には、盲ろうの皆様にもご参加いただくわけですが、回を重ねるごとに、通訳・介助員の支援を得ながら、研修会に参加していただくことができるようになりました。 そのような経験を踏まえた上で、今回、全国盲ろう者大会に代わる、オンライン方式でのイベントを企画できないものだろうかと考えた次第です。 一方で、幾人かの盲ろうの方からは、「オンラインは、実感がなく、つまらない」という声もいただいております。 それは、その通りだと思います。 しかしながら、初めての試みではありましたが、「全国盲ろう者オンライン交流・体験会」という名称にして、本イベントを実施した次第です。 全国の友の会等地域団体及び盲ろうの皆様に呼びかけをさせていただきまして、昨日(さくじつ)、今日(こんにち)と二日間にわたってご覧いただきましたように、9つの地域団体から、また4名の個人の方から動画を提供いただきました。 動画を通じてではありますが、全国各地の盲ろうの皆様が元気に活動されている様子をご覧いただくことで、何らかのかたちで、「全国の仲間とのつながり」を感じていただけたら、うれしく思います。 また、YouTube配信とすることで、普段、全国盲ろう者大会に参加できない方々、さらには、広く一般の方々にも、盲ろうの皆様の活動の様子をご覧いただく機会になったのではないかと思っております。 さて、全国盲ろう者大会の一番の醍醐味は、全国各地で暮らす仲間が一堂に会し、直接対面で挨拶をし、握手を交わし、お互いに元気でいることを確かめあう、このことに尽きると思います。 この4年という間、コロナの影響で、それができませんでしたが、来年2024年の夏には、皆様に直接お会いしたいと思っております。 それではここで次の開催地であります、友の会から発表してもらいます。 どうぞよろしくお願いいたします。 井上/みなさん、こんにちは。 NPO法人兵庫盲ろう者友の会、理事長の井上智文(いのうえ ともふみ)です。よろしくお願いいたします。 来年8月30日から9月1日の3日間、全国盲ろう者大会が開催されることになりました。 3年間は中止、オンライン配信などがあり、実際の盲ろう者大会が開催されるという運びとなりました。 会場は、アクリエ姫路。 学習、観光、また分科会などいろいろあります。 みなさんの御参加を楽しみにお待ちしております。 兵庫の役員のみなさん/みなさん、兵庫に来てくださいね。 お待ちしております。 橋間/今、ご覧いただきました通り、2024年は兵庫県姫路市にあります「アクリエ姫路」という会場で、8月30日金曜日から9月1日日曜日までの三日間、全国盲ろう者大会を開催すべく、準備を進めていくことにしております。 まだまだコロナの流行も予断を許さない状況ではありますが、来年こそは、なんとか、皆様と直接、兵庫県姫路にて再会できますことを願っております。 最後になりますが、本イベントを開催するにあたりましては、公益財団法人JKA様から温かいご支援をいただきました。 また、企画・運営では、全国盲ろう者団体連絡協議会、鳥取盲ろう者友の会友輪の皆様にお世話になりました。 そして、本イベントが開催できましたのは、動画を提供くださいました、友の会等地域団体の皆様、個人で応募いただきました皆様のおかげです。 情報保障として携わっていただきました手話通訳、要約筆記通訳、盲ろうの皆様の通訳・介助にあたっていただきました皆様、そして、本イベントをご視聴いただきました、全ての皆様に、この場をお借りして、心より厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。 以上をもちまして、閉会にあたり、私からの挨拶とさせていただきます。 司会/司会です。ありがとうございました。 全国の皆さま、いかがだったでしょうか。 以上をもちまして、全国盲ろう者オンライン交流・体験会を閉会いたします。 昨日、今日と二日間にわたり、ありがとうございました。 来年は兵庫県姫路市ですね。皆さん、是非お会いして、楽しみましょう。 それまで元気でいましょうね。 さよなら。 【オンライン体験・交流会 終了】